伊吹文明の発言 (教育基本法に関する特別委員会)

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○伊吹国務大臣 まず、中井先生がおっしゃった教育委員会の現状について、責任の所在が非常に不明確であって、今回のいじめあるいは未履修その他の問題の対応を見ていて、国民が先生が今おっしゃったのと同じ気持ちを持っているということは、私も全く同感でございます。これをこれからどう変えていくのかということについて、ここでもかなり御党の藤村先生を初めとして建設的な議論が交わされたことを私記憶いたしております。
 まず、率直に申しまして、教育委員会だけを論ずるわけにはいかないですね。学校というものをだれが実質的に管理し監督をするのかということについてのまず民主党案があるわけですね。そして、その理事会あるいは学校協議会的な監査的色彩を持っているものを一つ置いた上で、都道府県知事あるいは自治体、市町村長が学校を管理するという形と、我々が考えている教育委員会を中心にした考え方と、二つの考え方があります。
 教育委員会は、何らかの意味で、今のままでは私はよくないと思っております。ですから、今後、教育長はどういう形で任命されるのがいいのか、あるいは、教育委員会の事務局が執行機関であって、教育委員会そのものは監査機関の方がいいんじゃないかとか、あるいは、人事権を実際に持っている都道府県に集中をした方がいいのか、市町村にむしろ人事権をおろしてしまった方がいいのか、いろいろなことが絡み合って、これから地教行法をやはり私は見直していかねばならないと思うのです。
 ここでの議論も大変私は参考になりましたし、現在参議院で行われている御党のいろいろな御主張、特に西岡先生などがおっしゃっているお話を聞きまして、国会が国民の意見を代表している国権の最高機関ですから、ここのいろいろな御意見を伺って、中教審や教育再生会議にもここの御意見をやはり申し上げて、そして結論を出していきたいと私は考えております。
 今の教育委員会のままでいいということは、私は思っておりません。その意味では、中井先生と私は同じ現状認識でおります。

発言情報

speech_id: 116504048X01320061213_023

発言者: 伊吹文明

speaker_id: 3636

日付: 2006-12-13

院: 衆議院

会議名: 教育基本法に関する特別委員会