田英夫の発言 (経済産業委員会)
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○田英夫君 先ほど大臣が言われたように、北朝鮮は一つは核をやったと。核を実験したと。あるいは様々なことをやっているわけですが、それはそれとして一つ考えなければいけないのは、それより以前の状態、金日成の時代はどうだったかと。これは明らかに違うんです。金日成に私は五回ぐらい会っていますが、一緒に食事をしたこともあります。明らかに違うと思いますね。そういう北朝鮮の政策というものがどこでつくられどこで出てくるかは分かりませんけれども、明らかに違う。
さらに、南北が分かれたというのはどういう事情かというのも、申し上げる必要ないと思いますが、これは明らかに理由がある。さらに、その両方が、南北が一緒に日本の植民地になっていたという事実があります。その悲劇がどういう影響を今日及ぼしているかということを考えなければならないと思うんです。
例えば、数え上げたら切りがありませんが、戦争中、大本営を掘った、松代に大本営を移すというんで、その穴は今も残っておりますが、朝鮮人を大動員して掘ったわけです。今でも韓国の学生が修学旅行に来てどこに行くかというと、松代へ行く。松代へ行って自分たちの先輩がやったことを見ている。その近くの日本の高校生は松代の歴史を知らない。そういう事実があります。
本当に挙げたら切りがないんですが、戦争中になるまでも、前も、植民地時代の朝鮮人に日本人が何をしたか。こういうことを考えなければいけないんじゃないかと、日本人としては。皆さんは果たして考えているかというと、考えていないと思いますよ。御存じないという、それくらい古くなってしまったということかもしれません。しかし、百年とたっていない。こういうことを考えておかないと、今やっていることは、事実、拉致であるとか核の実験だとか、そういうことを行われたことは事実なんですから、それに対するしかるべき措置というものはとらなければならない。これも一つです。
大臣もその点をよくお考えくださって対応を誤らないようにしていただきたいと。答弁は要りません。それだけ申し上げます。
終わります。