岸信夫の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○岸信夫君 ODAの戦略性については私も大変同感であります。
ODA全体の金額だけを見ますと、確かに大変大きな金額で、そのこと自体が批判にさらされるケースというのは多いわけですけれども、それぞれの援助の現場に行ってみますと、もっとお金があればこんなことができるのにというような意見も大変多く聞かれるわけです。そうしたことで、しっかりそういう現地の声を日本の社会にも説明をしていくということがこれまで以上に大切なことではないかなというふうに思います。
私の見てまいりましたウズベキスタンあるいはカザフスタンという国ですけれども、今回視察に参りました全員が初めて訪問した国でありまして、日本にとっても余り親しみのある国とは言えなかったわけですが、現地に行ってまいりますと、確かにウズベキスタンなどは大変親日国である。それも、やはり我が国からの援助を通じてという部分も確かにあると思います。
また、先ほどもちょっと申しましたけれども、こういう国に援助を、我々が援助するのはどういう目的を持ってやるのか。すなわち、この地域、確かにテロを抱えた国々に隣接をしておって、この地域が安定をするということは大変重要なことであります。また一方で、先ほど述べましたけれども、資源、エネルギー資源というものは大変重要であります。そこにほかの資源を必要とした、例えば中国がアプローチを掛けている、我が国はどうしたらいいのか、そういった観点からもこのODAを一つの我々の戦略的な武器として活用を、もっと活用していくべきであるというふうに思いました。