山本有二の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(山本有二君) 再チャレンジ担当大臣として、一言ごあいさつ申し上げます。
安倍総理が目指すこの国の形は、活力とチャンスと優しさに満ちあふれた社会であり、再チャレンジ支援策はそのための重要な政策と位置付けられます。
新たな日本が目指すべき社会は、努力した人が報われる、勝ち組、負け組が固定化されない社会、すなわちチャンスにあふれ、だれでも再チャレンジが可能な社会であると考えます。
人生の各段階で多様な選択肢が用意され、それを自由に選択することで、個人も企業も自由闊達な活動が可能となり、ひいては我が国経済の活性化にもつながります。
このため、だれでも再チャレンジできる社会の実現に向け、総合的な再チャレンジ支援策の推進に全力を挙げて取り組んでまいります。
まず、人生を、働き方、学び方、暮らし方の面で、単線から複線化するよう社会全体の仕組みを改革いたします。
働き方の面では、いわゆる新卒一括採用システムを見直し、第二新卒やフリーターなど新卒者以外にも広く門戸が広がるよう、企業の採用・人事制度の柔軟化を図るように働き掛けるとともに、必ずしもしっかりとした職業経験を有していない三十から四十歳程度の者も対象とした国家公務員の中途採用の仕組みをつくります。また、パート労働者への社会保険の適用拡大など、正規・非正規労働者間の均衡処遇を推進いたします。
学び方の面では、いつでも学び直しができるよう、大学等において社会人のキャリアアップや再就職に役立つ実践的な教育コースの開設等を支援いたします。
暮らし方の面では、退職後の団塊世代や若者がこれまでと違う新しい暮らし方ができるよう、人生二毛作の実現に向けた就農支援を行うとともに、U・Iターン者の地域における受入れ体制の整備等を支援いたします。
再チャレンジをしようと考えている人々の事情は様々であることから、それぞれの事情に応じたきめ細かい支援策を講じてまいります。
就職氷河期に不本意な就職をし、離転職を繰り返す年長フリーターについては、キャリアコンサルティングの実施等により、自分の希望する仕事への就業を支援いたします。
出産、育児等により離職し、再び就職を希望する女性については、一定期間現場研修を実施する再チャレンジ職場体験制度の創設等を通じ、再就職を支援します。
高齢者や団塊世代については、ベテラン人材の企業等での活用の推進や、七十歳まで働ける企業の普及促進を進めます。
一度事業に失敗し、再起を図る事業者については、その資質や新しく取り組む事業見込みに基づいた資金調達が可能となるよう再チャレンジ支援融資制度等の創設を検討するとともに、個人保証に過度に依存しない融資を推進いたします。
再チャレンジ支援策は多岐にわたり、政府一体となった取組が不可欠でありますので、関係府省と連携しつつ、施策を推進してまいります。
藤原委員長を始め、理事、委員各位の御理解と御協力を心よりお願い申し上げて、私のあいさつといたします。
ありがとうございました。