伊吹文明の発言 (文教科学委員会)

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○国務大臣(伊吹文明君) おっしゃるとおりでしょうね。
 しかし、いじめというのは誠に多種多様であって、先生がおっしゃったように大きく時代が変わってきております。私の時代は、やはり家庭というものがもう少し存在していたというか、御両親のうち奥さんがうちにいる時代でしたから、母親がね。そして、であるからこそ地域社会も井戸端会議という形で成立をしておりましたから、割に子供の予兆が見付けやすかったです。今それがほとんど学校の先生に押し付けられているわけですから、これは学校の先生のお立場も、やはり一方的に非難するんじゃなくて、こういう時代の変化ということを前提に考えてあげなければいけませんね。
 それから、携帯のことをおっしゃいましたが、これは随分変わりました。しかし、先ほど申し上げたように、社会全体の中にいじめというのはあるんで、小学校や中学校や高等学校に特有なものじゃないんですよ、これは。だから、今これが小学校、中学校、高等学校へ出てきているこの問題というのは、やはり端的に言ってしまえば豊穣の中の精神の貧困みたいな社会現象の表れの一部なんですね。ですから、きめ細かくやらなければならないことはおっしゃるとおりです。
 しかし、であるからこそ、きめ細かなことを一つ一つ書いたら書けないし、こんなに書いたって多分書き切れませんよ。そこはやっぱり学校で、今それを学校の先生に一方的に押し付けてというんじゃ気の毒だということを私申しましたが、学校の教師のやっぱり指導力、子供を見抜く力、そして同時に、何もいじめた子だけをというんじゃなくて、いじめられた子にも学校を替わる、いじめられた方も学校を替わって環境が変わったから立ち直ったという子供もたくさんいるんですよ。それも可能であるという指導をしているわけです。

発言情報

speech_id: 116515104X00420061109_026

発言者: 伊吹文明

speaker_id: 3636

日付: 2006-11-09

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会