古賀一成の発言 (国土交通委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○古賀(一)委員 私は、これはこの委員会で言ったことがあるかもしれませんが、二十七、八年前に実は建設省の道路局におりまして、そのときに、ちょうど時を同じくして、アメリカで社会資本、公共施設の劣化という問題が大問題になったんです。「荒廃するアメリカ」というキーワードで、相当な分野にこの問題提起が広がりました。その本を私見つけて、実は私自身が翻訳して出版をしたんです。
 そのときに、インターステートハイウエーの橋、五つのうち一つがもう現在のトラックの荷重に耐えないということで通行どめになりとか、現にニューヨークのウエストサイドハイウエー、都市高速ですね、これも物の見事に路盤が落ちて死亡事故が起こる。あとは、ブルックリン橋のロープがさびて、維持管理されないままにぶち切れて、日本人が死ぬ、こういうのもあったんですね。
 だから、いずれ日本も、高度経済成長時期にばたばたとつくったそういうものが耐用年数を迎え、維持管理に大変お金がかかる時代が来るだろう、こう思って、いわば警鐘を鳴らすような意味でも私自身そのキャンペーンをやったんです。
 今の話で、耐震強度の問題だけでこれだけのものが、どちらかというと、去年までは大ざっぱな調査で済んできた、しかし、詳細にやるとこれだけの危険性を持つ現実が残った。そして、こういう耐震強度なんかはわからない学校の先生及び父兄からは、見た目だけでこれだけ老朽化している、危ない、使いにくいというはがきが来ているんですね。
 私はやはり、これからの行政のパラダイムというか、社会資本、公共施設、そういうものが築何十年たって、つくれつくれ、行け行けどんどんで来たけれども、本当に、目立たないけれども、そういう維持、補修、管理というものをもっと正面に据えてチェックすべき時代だろう、こう思っております。
 これは後ほど見せてもいいんですけれども、それだけの現実があるんです。文部科学省にはぜひ、義務教育の国庫負担問題だとか教育改革だとか、文部科学省も大変でしょうけれども、やはりそういう地道だけれども重要なところはぴしっと押さえて今後手を打っていくということをしっかりとやっていただきたいと思います。
 あと、新聞記事を全部見ましても、本当にこれだけのものが危ないという記事の中で、文部科学省は公表しなさいと言っているけれども、では、公表したときに、地域からはすぐ改築しろというふうになる、その場合の財政の問題。今、予算措置を講ずる、こうありましたけれども、その点についてもうひとつ詳しく、今後具体的にどういう措置をしようとしているのか、方針を文部科学省にお伺いいたしたいと思います。財政措置、予算であります。

発言情報

speech_id: 116604319X02520070613_048

発言者: 古賀一成

speaker_id: 24335

日付: 2007-06-13

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会