高野博師の発言 (外交防衛委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○高野博師君 ありがとうございます。
それでは、最後にちょっと集団的自衛権についてお伺いしたいと思いますが、先般、安倍総理にも質問をいたしたのでありますが、そもそも集団的自衛権という名目で武力の行使をした、戦争したという前例があるのかという私の質問に対して、安倍総理はアフガンがそうだというような言い方をしておりました。ちょっとそうかなという感じがありまして、しかし、余り前例というのは、ほとんどないんでは、アフガンがアメリカが攻撃したのはそれは正に個別的自衛権の行使であって、しかしほかの、例えばイギリスが攻撃すればそれは一つは集団的自衛権の行使ということになるのか、あるいは国連決議に基づいてやったということになるのか、明示的にこれは集団的自衛権の行使ですというような前例は、私は記憶がないというか、恐らくないんだろうと思うんです。
それから、集団的自衛権を憲法に明記している国はあるかという質問に対して、特にワルシャワ条約機構に入っていた国が幾つかあるというような答弁でありました。私は、この集団的自衛権を認めないと日米同盟というのはそもそもうまくいかないのかどうか、本当に。それから、PKOの国際貢献ということでも、これは集団的自衛権を認めないと国際貢献ができないのかどうか。あるいは、日本の防衛、国民の生命、財産というのは集団的自衛権を認めないと本当に守れないのかというようなことを私は言いまして、その中で、今検討されている四つの類型についての有識者会議での議論というのは余り現実的ではないんじゃないかと、若干そういう意見を言ったんでありますが、差し支えない範囲で両大臣の考えを簡潔にお伺いしたいと思います。