千葉景子の発言 (厚生労働委員会)
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○千葉景子君 今、基本的な考え方、それからいろいろあれもこれも御答弁をいただきました。ただ、本当に基本的なその哲学、そういうものがあったのかどうか、そしてそれに基づいて施策が適切に講じられてきたのかどうか、私は大変疑問に思っております。
昨年政府がまとめた新しい少子化対策というものがございますが、その中には「出生率の低下傾向の反転に向け、」と、こういう言葉も使われております。これを見ると、いささか、やっぱり出生率を何とか上げなきゃいけない、子供を産んでもらわなきゃいけない、こういう思いが強くにじんでいるのではないかというふうに思っております。それから、これまでの対策の大きな柱が、生まれてきた子供、そしてその子育ての支援ということに中心が置かれてきたということも言えるのではないかと思います。
ただ、私は、この少子化という問題はそういうところに本当の原因そして問題があるのかどうか考えてみますと、むしろこの少子化という現象の根幹にある、子供を産もうとする人あるいは若い皆さんが安心して働いたりあるいは生活を楽しんだり、そしてその中で子供を産み育てることも一つの大変幸せな選択だな、こう思えるような社会をつくること、そこが欠けたら、幾ら子育て支援あるいは生まれた子供に支援をしてもなかなかこの出生率が上がるということはないし、そして少子化に歯止めを掛けるなどということはできないのではないかというふうに思いますけれども、その点について総理は御認識お持ちでしょうか。