岡田広の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○岡田広君 ありがとうございました。
アフリカ支援ということで、これから更に工夫をされましてこの支援を強化をしていただきたいと思うわけであります。
これ、私の地元の新聞でありますけれども、資料としては出しておりませんけれども、高校生が慈善ライブをやると。アフリカの音楽を通じてアフリカの人たちを支援をしようということで、一般篤志家、企業を中心にして協賛企業を募りましてお金を集めて、そして県内の二十校の学生たちがライブをやるわけですけれども、やっぱりODA、よく顔の見えない援助ということも言われていますけれども、外に向かってもそうです。
今日の質問、限られた時間ですから在外公館のところまで行かないかもしれませんけれども、やっぱり国内向けの学習指導要領等で子供たちにこのODAの必要性、そういうことを教えているわけだろうと思いますが、文科省、今日は呼んでおりませんけれども、そういう検証もされているのかどうか。やはり私たちは、教育の過程の中でこういう現状を子供たちにも知ってもらう、これはとても大事なことだろうと、そう思っています。
エチオピアを訪問したマザー・テレサという人が、エチオピアを訪問して六歳ぐらいの子供を抱き上げて一枚のパンを上げた。その子供はうれしさを顔一杯に、満面にたたえて、その一枚のパンを小さく小さくちぎって食べた。マザー・テレサは、なぜそんなに小さくちぎって食べるのと聞いてみました。聞いてみた。そうしたら、その子供から、だってすぐ食べるとまた空腹になりそうだからという答えが返ってきた。私、大変このマザー・テレサさんの本を読んで感動をしたわけでありますけれども。
考えてみますと、大臣も御承知のように、日本の食料自給率、カロリーベースで四〇%、六割は輸入している。今アフリカに石油とかというお話もありましたが、八割はエネルギーを輸入をしているという。そういう中で、しかし日本の、六割を輸入していながら二五%は残飯として残していると。これ平成十年度の数字調べてみましたら、金額ベースにすると約十一兆円ということです。一日餓死する人たちがアフリカを中心に四万人という数字が出ています。一年間で千五百万人の方々が餓死をする、飢餓で。しかし、この日本の十一兆円、残飯だけでこの人たちの命を救えるんだという、こういう数字も出ているわけですけれども、正に一日一ドル未満で生活している人十一億という数字も、これも出ています。本当に、やはりアフリカを中心に、是非このODAについても、民間等も連携をしながら、関係機関と連携してこの支援の輪を広げていただきたいということを要望したいと思っています。
次に、中国との援助対話、透明性向上の要請についてお尋ねをしたいと思います。
中国のアフリカ諸国などへのODAについては、OECD未加盟の中国が外交手段としてODAを活用し、人権や環境基準、マクロ経済の影響といったことを考慮せず、国際ルールを逸脱した形での援助を行っているとして先進国の間で警戒心が強まりあるとの指摘もされています。
中国に対する我が国の新規の円借款は来年で終了することになります。一方で、対中無償資金協力の継続という問題があります。
中国における急速な経済発展による環境問題や感染症等は、日本にも直接影響が及び得る地球規模の問題になっています。これらの問題を始めとして、日中両国民が直面する共通課題がまだ数多く存在をしているということも事実であります。
この日中両国の相互発展のためには、協調と連帯が必要なことは言うまでもありません。今後は、中国を被援助国として見るだけでなく、国際社会における主要な援助国の一つとして、国際社会のルールに従って援助を行っていくように導いていく必要性というのがあるんだろうと思うわけであります。
安倍総理、昨年十月、首相就任直後に一番先にこの中国を訪問して、言葉では冷却していたと言われるこの日中関係の改善を図る、これは大変私も評価をするわけでありますが、戦略的互恵関係に基づく両国の関係の発展を中国と合意をしたわけであります。
そこで、大臣にお尋ねをしますが、この日中間で援助政策の在り方に関する対話を行い、また中国のODAの情報開示による透明性向上を求めていくなどの取組を行うことなどによって、中国の援助政策を国際社会のルールに基づくものへと誘導していくということが重要であろうと思うわけでありますが、麻生大臣の考え方をお尋ねしたいと思います。