山本順三の発言 (日本国憲法に関する調査特別委員会)

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○山本順三君 非常に丁重な答弁をいただきまして、ありがとうございました。
 正に我々もこの憲法改正ということ、あるいはまたこの国民投票法制というもの、これをこの国会でこのような形で、タブーを憶することなくといいましょうか、今まではそれがタブーだったように思うんですけれども、真正面から議論ができるという喜びに浸っておるわけでありますけれども。
 そのときに一番の重要なポイントというのは、やはり今回のこの特別委員会でも一番の大きなポイントになりましたけれども、しっかりとした慎重な審議をしていくと。もちろんこれは、慎重というのは時間を掛けるだけというのではなくて、中身の濃い慎重審議をしっかりしていくというところ、これが一つのキーワードに相なるのだろうと、このように思っておりますし、この委員会のスタートのときには、慎重審議をするということを議題としてかなり時間を割いた議論がなされたやに思うわけであります。そういうことが参考人あるいは公述人にも伝わったのでありましょう。こんな意見もございました。
 今般の国民投票法案の衆議院における審議、議決の過程は余りにも政治日程を優先し、法案の重要性とはいかにも不釣合いな拙速な法案審議であった、あるいはまた、衆議院における公聴会の開催については、案件通過のための形式的な手続の一つにすぎず、公聴会で提起された問題点について真剣に受け止め十分審議することもなく採決に至ったことは憲法改正への道の障害となるであろうと、こういうふうな実は意見もありましたけれども、私ども、是非今のこの参議院の特別委員会の審議の状況というものをそういった方々にはしかと目を見開いて見てもらい、聞いてもらい、そして是非判断をしてもらいたい。
 少なくとも、良識の府あるいは再考の府としての参議院にふさわしい今現在質疑が与野党合わせてずっと行われてきたなということを私ども席に座っておりましてつくづくと感じましたし、本質論の議論もあれば細かい法律論もあり、私どもそういった意味では非常に内容の濃い審議が進んでいるものと、このように受け止めております。
 加えて、先ほども申し上げました参考人質疑であり、あるいは地方公聴会であり、関谷委員長の下にまた改めて参考人質疑もやろう、そしてまた地方公聴会もやろう、こういうふうな動きになってきたわけでありまして、この慎重審議ということに対して私ども大変胸を張れるんではないだろうか、このようにすら思うわけでございますけれども、そういったことに対して発議者の皆さん方の参議院でのこの質疑についての御感想、さらには慎重審議に向け、あるいは、かつ迅速な審議に向けた今後の決意も併せてお聞かせをいただければ有り難いと思います。

発言情報

speech_id: 116614968X00720070426_022

発言者: 山本順三

speaker_id: 33169

日付: 2007-04-26

院: 参議院

会議名: 日本国憲法に関する調査特別委員会