渡辺喜美の発言 (財務金融委員会)
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○渡辺国務大臣 木原委員御指摘のように、地域経済において相当のばらつきが見られる背景には、やはり需要と供給のミスマッチがまだ解消していない地域がたくさんあるということに大きな原因があるような気がいたします。
世界経済とつながっている地域においては、言ってみれば、需要超過的経済が行われている一方、全くドメスティックな経済でやっている地域においては、相当の供給過剰構造が解消されていない現実があるのではないでしょうか。そうした現実も踏まえながら、リレーションシップバンキングの取り組みは行ってきているところでございます。二回にわたるアクションプログラム、平成十五年から十八年に沿ってその取り組みは行われてきております。その進捗状況については、総じて着実に実績が上がっているものと考えております。
ただ、利用者の皆さんから見ますと、やはりこうした供給過剰構造のもとで、事業再生あるいは担保保証に過度に依存しない融資の推進、地域貢献といった点については取り組みが不十分ではないかという御指摘をいただいているのも事実でございます。そうしたことを踏まえ、今後どういう点に重きを置いてやっていくかということでございます。
まず第一には、事業再生を含めライフサイクルに応じた取引先企業の支援を一層強化をしていくということが大事でございます。二番目には、事業価値を見きわめる融資手法を初め中小企業に適した資金供給方法を徹底していくということであります。第三点目は、地域の情報集積を活用した持続可能な地域経済への貢献を重視していくという点でございます。
金融機関の自主的な取り組みを促したいと思いますし、また、金融庁としても、それらの取り組みについてフォローアップをしてまいりたいと考えております。