小林正夫の発言 (厚生労働委員会)
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○小林正夫君 次に、民主党は年金制度そのものをどうしようと考えているのかという質問に入ります。
年金の不祥事は保険料の無駄遣いだけにとどまりません。国民の皆様が怒りを覚えたのは保険金の横領です。社会保険庁職員あるいは自治体職員による横領は百五十一件、実に三億八千万円になることが明らかになりました。年金の無駄遣いによって貴重な保険料が失われたばかりでなく、犯罪行為により保険料が奪われていた、こういう事実があります。
そしてまた、今年二月には、民主党の取組によって消えた年金問題が発覚しました。コンピューター上で持ち主不明になっている記録が五千万件あり、またコンピューターに全く記録のない方も大勢いることが分かっています。
こうした方々への補償を進めるために政府は年金記録確認第三者委員会を全国に設置しましたが、十月十四日までに一万九千件余りの申立てがあったのに対し、あっせんの実施が認められたのは二百二十八件、わずか一%強にすぎません。さらに、第三者委員会への申立てすら認められていない方たちもいます。つまり、大勢の方が年金記録が適正に管理されていなかったため、もらえるはずの年金がもらえずにいる、これが現状だと思います。
また、今日大きな問題になってきたのが国民年金保険料の納付率の低下です。厚生労働省の発表では、保険料免除制度や学生納付特例制度、また若年者納付猶予制度の適用を受けている方々を除いても納付率は六六・三%。まして、免除や特例措置等を受けている人も対象に加えれば実に四九・〇%と、国民の半数以上の人が保険料を納めていません。
私は、特に若年層の納付率が低いことに大変気になります。また心配であります。国民のだれもが加入することになっている年金なのに、なぜ保険料を納めないのか。それは、保険料を納めても、将来自分が本当に年金をもらえるのかどうか分からないという不安と不信が大きくあるからではないでしょうか。
そこで、民主党は年金制度そのものについてどのようにお考えか、お聞きをいたします。