大塚耕平の発言 (厚生労働委員会)
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○委員以外の議員(大塚耕平君) 大塚でございます。
まず、御答弁させていただく前に、こうして私どもの提出いたしました法案を審議をしていただいておりますことに、委員長並びに与野党の各委員の皆様方に心から御礼を申し上げたいと思います。この法案が十分に御賛同いただけますように真摯に御答弁させていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
今、小林委員から年金制度の窮状についてるる御説明がございましたが、本当にゆゆしき事態だと思っております。私どもも、この公的年金制度をどうするのか、これは細かい制度設計として、例えば私どもが申し上げているような最低保障年金と報酬比例年金をつくり上げるという各論に入る前の大前提として確認をしておかなければならない点があると思っております。
私どもは、公的年金制度は三つの点が大変重要だと思っておりまして、一つは信頼性、二つ目は維持可能性、あるいは持続可能性とも申し上げますが、そして三番目が公平性でございます。この三つのポイントのうち一番大事なのは信頼性でありまして、維持可能、持続可能だと思うからこそその公的年金制度に信頼を持てる。そして、様々な加入者が公平に取り扱われているというふうに思えるからこそ信頼を抱けると。こういう意味では、この三つのポイントの一番ベースにあるのは信頼性でありまして、その上に維持可能性と公平性が言わば担保されると、こういうふうになっているのが公的年金制度だと思っております。
そうした中で、今御指摘のありましたような、俗に言う消えた年金問題であるとか、あるいは様々な流用、隠匿によって年金財政収支の将来に希望が持てない、したがって若年層がなかなか保険料を納付しにくい環境になっているということを本当に私どもは憂慮をいたしておりますので、ただいま申し上げました三点にのっとって信頼のできる年金制度をつくり上げたいと思っております。
そのためにも、まずその信頼を揺らがせる大きな原因になっているこの年金保険料の流用問題に対する対処を図るこの法案をしっかりと皆さんに御理解をいただいて成立をさせていただいた上で、その後に、その信頼性があってこそ維持可能性が担保されるわけですから、維持可能性は適切かつ合理的な保険料水準と給付水準の設定によって長期的な財政収支の確立を図り、その上で、さらに各論として、様々な加入者の皆さんが公平だと感じられるような制度設計をしてまいりたいと思っております。
以上申し上げましたような大きな考え方に基づいて、私どもは今後、年金制度の再構築を図ってまいりたいと思っております。