山内俊夫の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○山内俊夫君 今団長から冒頭の約十分ばかりの基本的な説明があって、大塚委員から八点ばかりかと思いますが、質問がありました。
その中で、一部、千二百三十二億円の中で補償についての具体的なことというような質問がありました。これは私も現地の大臣、いろいろな関係者にいろんな質問をさせていただきました。補償の在り方について、どういう考え方でどの程度の額を決めているんだという質問をいたしましたら、死亡者には百万という金額が提示されました。
じゃ、ちなみにその百万という金額は、物価その他のことについての比較を少し述べてくださいと、ちなみに交通事故、一〇〇%加害者の悪い交通事故で被害者がどの程度の補償をもらえるんですかということをお聞きしますと、約二十万という金額が出ました。それと、その現場作業員、かなりの人数がいました。当日、百五、六十名の方々がその現場で上に乗っていたということでございますけれども、そのうち百三十名ばかりの方々が大けがないし亡くなったということであります。けがをした人たちに対する補償、これも大体七十万とか五十万とかいう数字が出ておりました。細かいその内訳については追及はしませんでしたけれども、大体アウトライン、それであります。
その作業員の人たちの基本的な月給、これはどのぐらいかとお聞きしましたら、年収が六万円程度だと。ということになりますと、百万という金額は、六万からいきますと約十数年間の給料ということになろうかということで我々は一応説明を受けたわけであります。
それと、大成、鹿島それと新日鉄のJVの皆さん方は、基本的にその遺児がいますから、遺児の人たちに対して約六千万の金額を積んで基金をつくったと。その基金によって就学その他の将来のサポートをしていきたいというような報告もいただいております。
それともう一点であります。事故後の調査、これについて私も非常に関心を持っておりました。クアン大臣に対して約一時間半ばかりの会談でありまして、その中で私は二点ばかり質問させていただきました。報告書についてはいつごろ出すんですかということ、そして工事の再開についてはどのような考え方を持っておられるかという二つの質問をさせていただきました。
今回の基本的な工事の発注の大本は政府なんですね、ベトナム政府が発注しておるということでございます。ですから、ベトナム政府もそれなりのお金も出している、それと日本の有償ODAを活用させていただいているということでございます。ですから、発注先が一番の責任者でありますから、その発注先の責任者として今調査をやっておりますと。その調査については、先ほど藤末団長から報告ありましたように、以前、一九七〇年代にオーストラリアの支援での工事、これで三十数名の人が亡くなっている、そのときの報告については約八か月掛かりましたと、今回についてはまだまだ少しいろんな複雑な要素が含んでおりますというのが大臣の答弁でありました。ですから、はっきりと、じゃ、いついつまでにその報告は出すかということについては言及されなかったと思います。
それともう一つでございますが、じゃ、工事再開はいつかという話でございますが、工事再開については日本の専門的なJVの皆さん方から、従来の工事に、ちょうど橋げたと橋げたの間に仮の橋げたがあります。げたがあります。それが今回はやや崩落をしたというのが原因で落下したんではないかと言われておりまして、それについては、二本、四十メートルのスパンの間に二本入れますと。そして、その二本だけじゃなくて、従来は大体三十三メートルから六メートルのくい打ちであったところを、七十六メートルの岩盤までくい打ちを入れてやるという中間的な報告があると。ですから、それについては技術的なものを確認をして、再開についてのゴーサインはそれを確認した上で出しますということですから、これも日程の言及はなかったように思います。
以上です。