山内俊夫の発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○山内俊夫君 今、田村委員の方から案件の決め方とかいろいろ御質問いただきました。先ほど大塚委員からも最後の質問にODAの在り方ということについても御質問あって、少し重ね合わせて私の考えなりを御披露させていただきますが、私もここ数年、当初はインドネシア、東南アジアでインドネシアですね、フィリピン、そういったところとかなり連係プレーを取りながらやらせていただいた。最近では特にアフリカがポイントになっております。小泉政権以来、アフリカのODAを二倍若しくは三倍にしようという方向が出ておりますし、今回、福田政権の下でも国家戦略の中で、私もアフリカ担当の案件づくりについて、方針づくりについて今勉強会を座長でやらせていただいております。
その総合的な中で考えますと、基本的に日本は武器を持たない国際貢献と、私はこのような認識をしております。ですから、日本がやれる国際貢献というのは、例えば今回のようなその国の一番重要な案件、これはカテゴリーはある程度順番を分けていきます。これは当然日本のJICA、JBIC等々が償還についての担保能力その他をすべて調査いたしますけれども、案件については当然相手の国からテーマとして出されます。それについて日本の専門家が調査をして経済的な効果、そういったものを決めていくということであります。
これがアフリカはそうじゃなくて、昔ヨーロッパの関係各国は、アフリカというのは基本的にお金なんか返せないんだという概念でスタートしています。私もかなりフランス、イギリスの人たちと話をしますと、日本は東南アジアでは必ず自立を促すためのODAの在り方をやっていますよと。それが効果を現して、ここ三十年の間に東南アジア各国は最貧国からかなり脱出をしてきた。ところが、アフリカはいまだに最貧国の認定を受けている国々が一杯ある、これは明らかにヨーロッパ型のODAの在り方と日本のODAの在り方、かなり違うんではないか、私は日本のODAの在り方が最終的には効果を現しているんではないか、このような認識であります。
ですから、このODAの在り方については我々は自信を持って今後やっていく必要があると思います。
特にこのベトナムというのは、最近メコン川周辺で、メコン川を挟んだラオス、カンボジア、このベトナム、この三か国、従来になかった考え方なんですね。二国間の中で決めるんじゃなくて、ゾーンで決めていくという今方向性が出ておりますので、これも私、また新しいODAの在り方ではないかなと思っておりますので、私はそのような認識をいたしております。
以上です。