小沢鋭仁の発言 (財務金融委員会)
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○小沢(鋭)委員 巷間、今のレートはこのままでは済まない、こういうような話もあるわけで、そういったときには、もちろん必要に応じてで結構でありますけれども、弾力的なまた機敏な、機動的な対応をお願いしておきたいと思います。
あと、我が国の直近の景気でありますけれども、政府の方は、緩やかな回復、こういう言い方を依然としてしております。先般の内閣府の見通しでは若干下方修正を行ったようでありますけれども、そういう見通しが依然としてある。日銀の見通しも、昨日もお話がありましたけれども、標準的なシナリオは、まだ景気は緩やかな拡張基調にある、こういう話だったと思います。
結論からいうと、私は、大変楽観的過ぎると思っているんですね。大変厳しい、こういうふうに私は申し上げたい、こう思っているわけであります。
米国は今回、このサブプライムに端を発した景気の減速感に対して、大変機動的かつ大胆な政策を打っているというふうに私は思います。いわゆるFRBの利下げも、もう五次ですか、五回、機動的に行ってきておりますし、さらにはまた、一月の二十四日に、アメリカ政府と下院は日本円にして総額十六兆円のいわゆる緊急景気対策で合意をし、その合意に基づいて二月の十三日には、二年間で総額十八兆円という話になりましたけれども、景気対策法が成立をした、こういう話であります。最大の目玉は戻し減税、所得税の還付、小切手で戻す、こういう話のように聞いておりますが、ある意味ではアメリカ発の景気減速でありますから、アメリカがそういう対応をするのはもっともだ、こういう話かもしれませんが、かなり大胆にやられているな、こういうふうに思います。
その背景には、アメリカは、日本の不況をFRBを中心にして相当これまでも研究し尽くしていて、日本のデフレ経済というのはまさに先進国が戦後唯一経験したデフレだ、こういう言い方をし、そのデフレ経済に陥らないということを最大の一つの政策目標に掲げてやっている、こういうふうに私は承知しているわけであります。
日本の景気対策も、もう必要だ、私はこう思っておりますし、さらには、日銀がかつて、秋口くらいから利上げをする、こういう話をしていたときに、何を言っているんだ、逆じゃないかという話を私はあの時点から申し上げていたわけでありますけれども、最近ではまさに日銀の利下げを促す声もマーケットの中にちらほらと出てくるようにもなりました。まさにそういう事態だと思っておりますが、財務当局として、大臣として、この今の局面、景気対策に踏み込むという必要性を感じておられるのか否か、それをお聞かせいただきたいと思います。