原口一博の発言 (総務委員会)
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○原口委員 総務大臣、前向きの、限界がある中で最大限の御答弁をいただいたと思います。
これは、最初、なぜこういう一から三までのグラフを先生方に見ていただいたかというと、まさに地方財政が限界に来ているという認識なんです。そして、公共サービス格差ももうこれ以上広げられない。これ以上広げてしまえば、まさに国民に対する中央政府、私たち立法府としての責務を果たせない。ここは今こそ立法府の意思を示すべきときである。地方交付税の算定率を上げて、そして国民の期待、地方の期待にこたえる、このことが、私たちに、今現在ここにいる、今現在このときに議席を得ている、委員会の席をいただいている議員の責務であるということを、私は強く、党派を超えて多くの皆さんに訴えておきたいというふうに思います。
これまでも、放送法やあるいはさまざまな修正で一緒のテーブルをつくってまいりました。だからこそ、私たちだからこそそこは踏み出す必要があるんじゃないか。と申しますのも、やはり、今回出された法案の中身を見ますと、新たに創設する地方法人特別税については、受益者負担の原則に反しますし、地方分権に逆行するものだと私は思います。
また、地方再生対策費については、これも何回も議論がありましたけれども、地方間の格差是正には抜本的につながらず、今私が御提案をさせていただいたように、地方交付税の法定率の引き上げや地方消費税の充実に抜本的に手をつけないと、そこはやはりびほう策で終わってしまうんじゃないかと思うから、このように申し上げたわけでございます。
では、財源はどうするのか。今、私たちは砂金プロジェクトと名づけているのです、委員長。先日も同僚委員が、今回の二十年度予算の中で、どれほどの多くの無駄や国民に説明できないものがあるかということをこの委員会でも御提示をさせていただきました。しかし、道路については聞けば聞くほど、これだけ財政が厳しくて、これだけ地方が疲弊しているのに、道路だけどうして特別扱いなのか。
このパネルをごらんになってください。これは大臣も知らなかったのですよ、国土交通大臣が、十七年センサス、これがいつの間にか中間報告という形になって、そして結果どうなったか。
きのう、政府から統一見解のようなものが出てきました。それが資料の五です。これ、単純に読まれて、皆さん何のことかおわかりになりますか。つまり、国交大臣は何をおっしゃっていたかというと、一番新しいセンサスでは需要量が減るんだ、減るけれども、自分たちは一・二のアローアンス、つまり、一以上、〇・二のアローアンスがあるから大丈夫ですということをおっしゃってきたわけです。しかし、きのうの予算委員会では、この四、これは多分お役所の人がつけたんでしょうね、「個別事業の採択に際しては、本年秋に作業が完了する新しい需要推計」、センサスです、その「結果のみならず、その時点で活用可能な最新データに基づいて客観的かつ厳格な事業評価を行い、費用対便益が一・〇を超える」と、一・〇に戻ってしまっているんですよ。
地方の教育や福祉や医療、さっきお見せしたとおりです、これほど疲弊させながら、どうしてこういうことができますか。四十数兆という道路公団の赤字をまさに飛ばして、そして二十兆円新たに借金をしているんですよ。これこそ後世へのツケじゃないですか。
きょう、副大臣にも来ていただきましたが、幾つか基本的なことを伺いたいと思います。
国交省が平成十八年に行った将来交通需要推計に関する検討業務について、いつこれが中間報告になりましたか、そして、なぜ十七年道路センサスをもとに中期計画を立てなかったのか。明確にお答えください。