辻泰弘の発言 (議院運営委員会)
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○辻泰弘君 民主党、辻泰弘でございます。
白川参考人に対し二点お伺いいたしたいと存じます。持ち時間五分でございますので、簡潔に御答弁いただければ幸いに存じます。
まず第一点は、物価、国民生活の現状についてでございます。
日銀が去る四月三日に発表されました生活意識に関するアンケート調査の結果によれば、現在の物価の上昇を実感する回答が八五・九%に上り、一九九三年の同調査の開始以来の最高水準を示しております。日銀は、日銀法において、物価の安定を図ることを通じて国民経済の健全なる発展に資することを理念としているところでありますけれども、このような国民の物価上昇の実感の高まりをどのように受け止め、日銀としてどう対処していくおつもりでしょうか。
また、同調査の結果によれば、現在の暮らし向きについて、ゆとりがなくなってきたとの回答が増加し、暮らし向きディフュージョンインデックス、暮らし向き動向指数が悪化し続けておりますが、この現状に対してはどのような御所見をお持ちでしょうか。近年の政策運営が競争、効率、自己責任の論理に偏り過ぎ、国民生活の後退、地域の疲弊、格差の拡大につながったのではないかとの指摘がありますが、このような指摘に対する御見解をお伺いしたいと存じます。
二点目、金融に対する基本認識についてお伺いいたします。
白川参考人は日銀きっての理論家で、趣味は金融政策と言われるまじめ人間とお伺いしております。白川参考人にとっての金融とは、金融政策とは何なのでしょうか、お考えを承りたいと存じます。また、そもそも人間にとっての金融とは何なのか、御教示いただきたいと存じます。
以上でございます。