ジャン・クリスチャン・オバムの発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)

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○参考人(ジャン・クリスチャン・オバム君)(通訳) どうもありがとうございます。同じ御質問ですよね。
 やっぱりアフリカというのはいろんな課題を背負っていると思うんです。まだまだ克服しなくちゃいけない課題がある。そうでないとMDGは達成できないということなんです。
 繰り返しになりますけれども、まずこのアフリカの経済成長を押し上げなくちゃいけないということです。まだまだ低過ぎるということなんです、全体としては。いろんな調査がされていますけれども、アフリカがちゃんとMDGを達成していくために必要なのは、まずアフリカが少なくとも七%の成長を毎年していかなくちゃいけないという計算になるんです。例えば二〇〇七年、アフリカの成長はまあ六%弱だったんです。ということは、まだこの最低限必要な経済成長率を達成していないということになるわけです、MDG達成のための。ムタンゴ大使もおっしゃったように、やっぱり何しろ経済の成長の底上げをしなくちゃいけない、これが先決なんです。これがかぎなんです、MDG達成のための。
 現在の状況はどうでしょうか。どういう課題があるんでしょうか。最初の障害は、やっぱり債務の負担がきつ過ぎるということなんです。債務がのしかかっているということで注目がそれてしまうと。リソースが本来掛けられるべきところに掛けられなかったということなんです、国家から見ると、返済に充てなくてはいけないということで。本来だったら、教育だ、医療だ、そして経済に掛けなくちゃいけなかったけれども、やっぱり債務返済に資金が掛けられてしまったということであります。もちろんその債務の帳消しというのはされていますけど、帳消しされただけでニューマネーが入ってきていないということ、これが重要な点なんです。
 ODAのことについては今は組合せということで、ODAの無償資金というのもあるんですけど、ODAの有償資金というのもあるので、これを使ってインフラ整備に充てていきたいというふうに願っております。そうすれば、アフリカは工業化の道を始めることができるわけです。これがかぎです。経済成長がすべてだということです。
 ガボンの場合、多くのMDGについては今着々と達成しております、ヘルスですとか教育の分野では。でも、ガボンはやっぱりインフラを整備していかなくちゃいけないんです。だからこそ、日本に伺って何ができるか、どうやったら日本とのパートナーシップを強化できるか、JICA、JBICの方々の支援を得てインフラ整備を当たっていきたいと思っています。
 以上です。

発言情報

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発言者: ジャン・クリスチャン・オバム

speaker_id: 23907

日付: 2008-05-14

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等に関する特別委員会