エリー・エリクンダ・エリネーマ・ムタンゴの発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)

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○参考人(エリー・エリクンダ・エリネーマ・ムタンゴ君)(通訳) ありがとうございます。
 民間についてでありますが、二つ、三つぐらい重要な問題があるかと思います。
 もう御承知かと思いますが、日本の民間部門は、どのような国、どのような地域でも日本の政治家がやはりきちっとした意思を持てば必ずや民間はそれに付いてくる、出ていくということがあります。
 ちょっと例を挙げましょう。ブッシュ大統領。これは八年間の任期の中で、少なくともアフリカ大陸を二度訪れております。中国の首脳もほとんど毎年訪れている。胡錦濤主席あるいは温家宝首相ももう頻繁にアフリカを訪れております。
 ところが、日本とアフリカの関係の歴史をひもといてみますと、首脳の訪問、これまで二回しかありませんでした。これは森元総理そして小泉元総理。しかも、短い期間の滞在でしかありませんでした。また、今年の初めブッシュ大統領はタンザニアだけで三日間滞在されました。こういう政治的なシグナルを政治家がきちっと民間に向けて送っているということです。民間がアフリカに投資をしようと思っても、譲許性のあるクレジットラインを設けられていなければ、より安い資金が民間にも使えるようにしていただかなければ動かないということです。ですから、まずそういう資金、基金あるいはファシリティーを設けていただくということです、日本の民間部門がアフリカに投資をしやすいように。
 それから、先ほどオバム大使からもお話がありましたように保険ということです。リスク保険ということです。毎回民間に話をいたしますと、アフリカはリスクが高過ぎるという答えが返ってきます。残念ながら、アフリカは言わば一つの国として考えられてしまっているようです。実はアフリカといっても多くの国があるわけです。リスクの低い国もあるんです。ただ、アフリカ一体として見られてしまっている。アフリカを個別の国としてとらえていただきたい。この個別の国でリスクの低い国について見ていただきたいんですが、やはりパーセプションとしてリスクの高いと見られてしまっているということです。
 ですから、保険制度を充実していただければ、例えばNEXI、日本貿易保険ですが、そこでの貿易保険、輸出保険をしっかり使わせていただければ、民間の方のリスクもカバーされるはずです。
 以上です。

発言情報

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発言者: エリー・エリクンダ・エリネーマ・ムタンゴ

speaker_id: 2565

日付: 2008-05-14

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等に関する特別委員会