エリー・エリクンダ・エリネーマ・ムタンゴの発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)

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○参考人(エリー・エリクンダ・エリネーマ・ムタンゴ君)(通訳) どうもありがとうございます。
 椎名先生、本当にタンザニアへいらしてくださってありがとうございます。また、御親切なお言葉、我が国の大統領に対しておっしゃっていただいてありがとうございます。二〇〇六年、訪日果たしました。これは皆様方の御招待を得たおかげでありますし、もちろんキクウェテ大統領は中国を訪れる前にもう日本を訪れたことがあるわけでして、これもいい信号だというふうに受け取っていただければと思います、日本の皆様方には。対日関係重視している表れであるということです。日本からの御支援、感謝しております。
 それでは、食料について述べてみたいと思います。
 もちろん食料危機ということが起こっているんですけれども、この食料危機というのは、見方を変えてみるとチャンスも到来するということだと思うんです、その裏には。短期、中期、長期それぞれ取るべき対策はあると思うんですけれども、もちろんおなかをすかしている人たちがいる、それは食料援助という形でこたえなくちゃいけないんですけれども、中長期的な視野から見ますと、まだまだアフリカには潤沢な耕地があるんです。だから、耕作地として適している、作物もできるということであって、我が国の七〇%の国土は農業に適しているんです。でも、今作っているものでは足りないということなんです。
 食料については、天候が味方してくれればほとんど自給自足できるんです。干ばつとか大雨が降り続くと大変なんですけれども。言わば、アフリカというのは世界に対して穀倉地帯にもなり得るわけなんです、やり方によっては。もっともっと食料生産ができれば、農業増産できればということで、そうすれば輸出もできるわけですし。
 ですから、日本は単に食料自体を援助としてお出しになる代わりに、もちろん食料援助自体も多とはしているんですけれども、でももっとかんがいするですとか肥料を提供するですとか農業を普及させるですとか作物の品種を多様化するですとか研究開発を農業で進める、そういった形での農業支援をしていただければと思うんです。また、収穫後のポストハーベストの処理の仕方ですとか、こういった面で支援をしていただければ成果が上がるんじゃないかというふうに思います。
 他人に頼らないで済むような自力、自らの能力を構築していきたいと思っているんです。能力構築です。そして、自分で必要な食料を作っていきたいと。余分が出た場合には輸出に回すということをやっていきたいんです。
 だから、例えば日本から中間財的な形で投入いただければ、支援いただければ食料を増産できると思うんです。例えば食料をどうやって作るのか、そのノウハウを教えていただければと思います。

発言情報

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発言者: エリー・エリクンダ・エリネーマ・ムタンゴ

speaker_id: 2565

日付: 2008-05-14

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等に関する特別委員会