エリー・エリクンダ・エリネーマ・ムタンゴの発言 (政府開発援助等に関する特別委員会)
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○参考人(エリー・エリクンダ・エリネーマ・ムタンゴ君)(通訳) どうも御質問ありがとうございます。
我々としては、IMF、世銀の出している処方せんに従っていいマクロ経済環境整備に今努めているところであります、アフリカ全体で。我々としては、もう処方せんに書いてあることはありとあらゆることをすべてやっているわけで、全力を尽くしてマクロ経済環境の改善に努めています。構造改革もやっていますし、もう各部門すべて例外なくやっています。金融部門であれ、農業部門であれ、政府のガバナンスであれ、いろんな分野でです。
そして、円滑化するような機関もつくっています、我が国で。例えばタンザニア投資センターももうできています。ここに行けばワンストップという形で海外の投資家にいろんなサービスを提供することができます。一か所へ行っていただければ関連政府の部署と一どきに会えるといったようなこともできています。一々自分で巡る必要はないと。土地が必要、入国ビザが必要ですとかいろいろニーズがあると思うので、又は労働法についての教示が必要とかいろいろニーズがあると思うので、それについてはもう一か所で全部済ませることができるようになっています。
そして、非常に魅力的なインセンティブ、奨励策も講じています、外資誘致のために。例えば法人税の支払についても十年間は猶予期間として払わなくていいですとか、例えば利益を本国に送還するといったようなことについても恩典がありますし、関税についての優遇策ですとか機材を輸入した場合には、それからまた駐在員をエンジニアとして派遣する際に、本国から、ある程度優遇して労働許可を優先的に出すですとか、いろんなことをやっているんです。
でも、まだ問題は残っております。やっぱりイメージの問題かなと思うんですけれども、いろんなことを具体的にやっているんですけれども、丁寧に。例えば日本を拝見してみますと、タンザニアはこんなに努力している、でもやっぱりアフリカ全体リスキーじゃないか、危険じゃないかと今でも多分日本の方は思っていらっしゃると思うんですよ、内戦があるじゃないか、戦争があるじゃないかということで。例えばタンザニアでは一件も紛争が起こったことがないんですよね。常に平和国家であったんです。でも、このことを御存じの日本の方は少ないですよね。
ですから、是非我々を助けてほしいんです。イメージ間違ったものがあったらそれを払拭したいと。一緒に払拭することを手伝ってください。アフリカで問題があることは事実だけれども、アフリカ全部が問題を持っているわけではないんです。つまり、問題というのは特徴的にあるわけで、それを正確にマスコミが伝えていないと思うんですよ。何か一緒くたにアフリカはみんなこうだというふうに言い切ってしまうということなんです。ちゃんと幸せな生活を送っているアフリカ人の方が多いんです、悩んでいる国よりも、実際は。ですから、正しい報道を望みます。正しいイメージを持っていただきたいと。
あと、もっと日本とアフリカのコミュニケーションも促進してほしいというふうに思うんです。例えば日本の航空会社はアフリカ大陸を除いて世界中に直行便を持っておられるということもありますが、定期便を持っておられる、アフリカには定期便がない。これは問題ですよね。やっぱり日本の方にアフリカ直接御覧いただきたいので、日本からの便があることを願っています、飛行機で。航空会社の方は言うんです、ビジネスが余りないからアフリカには飛ばさないんだと、飛行機を。新路線というのは五年ぐらい掛からないと一人前にならないわけです。キリマンジャロは日本の方どなたでも御存じですよね。だから、二年もたてば、就航すれば十分お客さんは集まると思うんです、乗客は。
だから、ある程度時間を掛けるということも重要、だからパーセプションイメージが重要、是非この点で助けてください。