増田寛也の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(増田寛也君) やはり何事もその地域に住んでおられる、あるいは暮らしている方々のためのものでなければならないと思いますので、今お話にございましたように、まさにそこに住んでおられる方、あるいは広く言えば、日本人が日本人の今までの暮らしに合ったような形で様々な施策が講じられていかなければならない。やっぱりそこに先人の皆さん方が果たしてきた偉大なる知恵というものもあると思いますし、そういう中でいろいろな新しいことも受容していかなければならないというふうに思うわけです。
やはり、そこに暮らしている皆さん方が今やや自信を失いかけて、そして誇りも失われんとしているときに、やはり私は誇りを大事にして、そして地域を大事にしていくと。やがてそれが自信にもつながってくるだろうと思いますので、そういったような地域への誇りとか自信を呼び起こすようなことにつながるようなことを今後も考えていかなければならないと思うんですが、そのためにも、やはり今そこに暮らしておられる皆さん方、本当に高齢化が進んでいる中で、その皆さん方だけの力でそういったことをやり遂げるというのはなかなか難しいところもございますので、今先生お話ございましたとおり、NPOの人たちですとか、あるいは、まさに企業が社会からいろいろと応援してきてもらっている、そして一方で社会にコストを負担してもらっていることに対して、社会貢献という形で企業がそういった地域の今後に向けて何がしかの貢献をしていくということは今後当然あってしかるべきだろうと思いますし、それが頻繁に広範に行われるということになれば、またそれは日本の社会の良さにつながってくるのではないか。
今まで、先ほど入会地のお話がございましたが、コミュニティー、まさに地域地域の集落でみんなで助け合って維持してきた地域をもっと広く、今風の言葉で言えばNPOですとか、あるいは企業の社会貢献といったような形で、さらに、地域の人たちだけでない、そういう広い社会のつながりの中で地域を生かしていく、自信を取り戻していくということが当然あってしかるべきであろうというふうに思います。
NPOへの寄附税制が今回変えられて、寄附をしやすくなったですとか、あるいはそういった地域のNPOの人たち、あるいは企業の人たちも含めて、いわゆる地域の担い手がそうした活動に参加しやすいような、そういう施策も今回の地方再生戦略の中に入れているわけでございまして、そういった、いわゆる耕作放棄地のお話もございましたけれども、今の農業という、その生産性という観点からいうと、放棄されているところが一方で国土の保全という意味では非常に大きな機能を果たしていると。かつては、まきを日常生活で使っておりましたので、里山などもそういった形でいろんな意味では手が入っていましたが、今はそういうことがなかなか行われなくなっているということに対して、今森林保全活動ということでNPOの人たちがいろいろ山に入るような動きが少しずつ出てまいりましたが、そういったNPOとか企業のそうした活動を支援するようなことが今回地方再生戦略の中に入っていますが、もっと広範にそしてダイナミックに行われるようなことを今後も考えていきたいと。そして、地域の担い手と、それから実際に地域に住んでおられる高齢者の皆さん方が共に連携して地域を守るような取組につなげていければと、このように考えております。