増田寛也の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(増田寛也君) 今お問い合わせの定住自立圏構想でありますけれども、発想の原点は、やはり大変急激な過疎化、人口減少社会が今もう既に始まっているわけでありまして、その中で、現実にはまだまだ地方圏から大都市圏といいましょうか、特に東京でありますけど、東京圏への、地方から見れば人口の流出、東京から見れば、まだまだ東京圏にいろんな高いビル等も立ち並んで、ますます多くの人口を引き付けるような、そして国際金融拠点などというようなことで、一方でさらにまた商業的な機能も強化されつつあると。
しかし、一方で、中山間地域、地方の中核的な都市においても、今後更に更に過疎化が進展していく中で、そういった人口の流出をそれぞれの地方で食い止める、あるいは一方、逆に、今団塊の世代が大分リタイアをし始めていますけれども、そういう人たちは、やはりそういった地方圏での生活に一挙に移るということでなくても、二地域にいろいろと生活の拠点を持ったり、逆の方面でのやはり交流ということも考えられるんではないか。
そういうこともあって、定住自立圏というそれぞれの圏の中で、中心市とそれから周辺の町村を含めた定住自立圏というものの中で人口をできるだけ食い止めるような、地域地域で雇用の場を確保して、そして様々な、医療ですとか、それから福祉ですとか教育の機能をその地域で持つような、そういう構想を進めていきたいということで、これは総務省の中で研究会を設置して、前の東大の総長の佐々木毅先生に座長になってもらって今検討を進めているところでございます。
間もなく、今月中にその検討の方向性をまとめたいということで今最後の取りまとめをしてございますが、そういった定住自立圏というのは、これは一つの今後生活を考えていく上でのプラットホームでありますので、そこに今、国交省さん、それから農水省さん、厚労省さんなどの方も入っていただいておりますが、これから他省庁の皆様方にも知恵を出していただいて、そういった定住自立圏構想の上に様々なやっぱり施策を集中して、地域地域で生活がきちんとできるような、そういう施策を構成していきたいと。まだ本当に入口の段階の構想でございますが、間もなく外にお示しできるような構想がまとまるところでございますので、またそれにいろいろ御意見をいただいて肉付けをしていきたいと、今こういうふうに考えているところでございます。