増田寛也の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(増田寛也君) 今先生からお話がございましたんですけれども、私も実際、知事やっておりましたときは、財政的な支援が伴わないのかという一種不満も持っておりましたんですが、考えてみれば、確かに財政面というのはこれはやっぱりもう制約があるわけですから、その中で創意工夫を中心に本当に真剣に引き出していくということに徹底したというのはやっぱり逆に言うと良かったことではないかなというふうに思うわけです。
今、そういう創意工夫をいろいろと凝らしたというもので成功例と言われているもの、どんなものがあるかといえば、一つは、これは岩手の遠野が第一号でございまして、やっぱりどぶろく特区が大変、その後の展開を見ておりましても、随分多くの皆さん方が遠野を訪れるようになりましたし、地域の経済効果が大変大きかったと。そして、ほかの皆さん方がまた他の様々なことをあの地域で工夫をいたしましたので、私地元で見ておりまして、これは間違いなく胸を張って成功例と言えるものではないかなというふうに思いました。
そのほか、例えば、幾つかということでございましたのでお許しをいただいて申し上げますと、これは香川県の小豆島のオリーブ特区というものがございまして、やはりあそこはオリーブの特産地域でございましたので、そうした地域の特産品を生かして、それを生産振興とそれから観光客などの多数の誘致につなげていったり、それから、島根のこれは海士町という、隠岐島でございますけれども、あそこで一つは隠岐牛を活用した特区。それから、あそこはまたお魚がいっぱい捕れるところでございますので、それをいい形で冷凍して出荷をするような、そういうことで非常に経済的な効果を上げているといったようなものもございます。
それから、株式会社の農業経営参入が一般的には制限されておりますけれども、特区でそうした企業形態を農業の面に導入して、販売者、マーケットの方と直結をさせて、そして地元の、余りロットは大きくないですけれども、いろいろと特色のある農産物をそういったマーケットに結び付けていくといったようなものも、これは結構各地域で出ているものでございます。
ほんの数多くあるものの一例でございますが、今申し上げましたようなものは特区制度の中でも他の地域からも非常に注目されて、自分の地域でもそういったことを違う形で生かしてみようなどということでいろいろと学習効果も呼び寄せたものでございますので、一つ大きな成功例として御紹介できるのではないかと、こういうふうに考えております。