増田寛也の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(増田寛也君) お答え申し上げますが、今、先生の方から横長の表で経常利益率の表がございました。私が知事をしておりました岩手も十七年度から全業者含めて経常利益が赤になっていると。大変今厳しい状況にあるわけでございまして、やはり建設業自身は地域で、多くの地域で主要産業としてそこに雇用の場も多く提供されておりますし、いざ災害となった場合に大きな役割を果たすといったようなことで、常にその業としてその活性化を図っていくと、こういう視点が必要だろうと思います。
ところが、投資額、御案内のとおり、公共事業費とすれば、もう半分ぐらい、ピーク時の半分ぐらいになっているところもありますし、官民、民間も合わせても、たしかピーク時の六割ぐらいまで今全体減少しているということでございますので、結果として、今委員から御指摘ございました下請へのしわ寄せですとか、それから労働条件をもっと悪化させる、安全対策に手抜きをする、あってはならないことですが、場合によっては品質の方にまでそうしたことが及ぶのではないかというおそれもございますし、まさにいわゆるダンピング受注してまで工事を取ろうとしていると、こういったことが出てきているのではないかというふうに思われるわけです。
一番懸念しておりますのは、私も、技術とそれから経営力に優れた優良企業、ここが今見ておりますと淘汰されかかってきていると。いわゆるまじめに仕事をしている業者が淘汰されかかってきて、そしてダンピングに走るようなところが逆にそのことによってまた更に全体の質を下げてしまっている。
ですから、その点、御案内のとおり、一般競争での低入札価格制度をもっとしっかりやるとか、それからやっぱり抜本的にはもう総合評価方式をもっともっと取り入れるといったようなことが必要になると思いますけれども、そうした今の厳しい実態に合わせて私どもも国交省とよく御相談しながら対策を講じていきたいと、このように考えております。