保坂展人の発言 (本会議)
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○保坂展人君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、会期延長に反対の討論を行います。(拍手)
町を歩くと、ポスターに「麻生が、やりぬく。」、テレビをつければ「麻生、実行中」とコマーシャルが流れてきます。一体全体、何をやり抜くのか、何を実行しているのか、正体不明ではありませんか。停止中、待機中あるいは混乱中の間違いではないかと首をかしげてしまいます。麻生総理の頻繁な失言と朝令暮改の発言変更は、詳細な措置の有無について把握していないアバウトな理解からくるものなのでしょうか。
漢字の間違いは訂正することができます。しかし、経済雇用情勢の読み違いは危機を増幅します。定額給付金をめぐる官邸の余りの混乱ぶりには、目を覆いたくなるぐらいです。
地方自治体に煩雑な事務処理を押しつけて地方分権だとうそぶき、百年に一度の未曾有の危機を前にして、さっぱり動きはない。地方が、雇用が大変だ、スピードが大事だと言いながら、国会の会期は延長するけれども、経済対策の第二次補正予算案は年内に提出しようとしないというわけですから、たらたらと何もしない人の率いる内閣は、既に立ち枯れてしまっているのでしょうか。動きのない生けるミイラと化した麻生内閣には、既に腐臭が漂ってきているではありませんか。一刻も早い解散・総選挙を求めます。
今回の会期延長は、テロ特別措置法の一年延長を目指すもので、やがては衆議院の三分の二で再議決しようとするものですが、肝心の活動実態やアフガンの調査の内容も報告をされておりません。田母神空幕長の参議院での発言を聞いていると、陰謀史観を披瀝し、村山談話を敵視する思想を堂々と語っていて、文民統制のために徹底的な解明が必要です。参議院の意思を無視する三分の二の再議決の乱用は厳に慎むべきであります。
また、金融機能強化法についても、新銀行東京や農林中金の経営責任を放置して、公金投入が制度化されようとしていること自体、許されるものではありません。
本来であれば、政治が今こそ機敏に反応し、経済、雇用の危機に先手を打っていかなければならないときに、解散・総選挙を決断しなかった、ストップモーションがかかってしまった麻生内閣に対して、憲政の常道を踏襲して野党に選挙管理内閣をゆだねることを強く求めます。
また三回目の総裁選挙は国民世論が許さないことを指摘して、会期延長に反対の討論といたします。(拍手)