河村建夫の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(河村建夫君) 今、山本委員、一年前からいろいろ議論をされてきた、御指摘がございました。あの状況と今を見ても、依然として国際社会においてはテロとの戦いが続いておるわけであります。そして、アフガニスタンを再びテロの温床にしないというこの強い決意の下に、四十か国以上がアフガニスタンに滞在をし、軍隊を派遣し、既に千名以上の犠牲も出たと言われておりますが、真剣な取組を忍耐強くやっていると、こういう現状があることは御存じのとおりでございます。
日本の海上自衛隊の補給支援活動というのは、インド洋におけるテロリストあるいは武器、麻薬等の海上移動を阻止する、抑止する、この海上阻止活動が重要な基盤になってこれは定着している。アフガニスタンを始め各国からもこの補給支援活動は高い評価を得ているわけであります。また、この活動が結果として、日本の生存と繁栄の基盤となっております重要な輸送路でありますインド洋の海上交通の安全にも貢献しているという結果も生んでいる。
このような状況を踏まえますと、補給支援活動を継続する必要性は一年前と全く変わっていないと、こう言えると思います。また、依然高まっておるのではないかと、こう考えております。日本としても、引き続き、国際社会におけるテロとの戦い、これに対して一体となって、国際社会と一体となって連帯の下に責任を果たしていくことは極めて大事であると、このように考えております。
さきの法律のときに、一時中断という問題がございました。それによってどういう問題が起きたかということでありますが、まず一つは、日本がこれを中断するということになりますと、日本の方針がテロとの戦いについて消極姿勢に転じたと、こう見られる。その結果は、国際社会における日本の地位とか発言力に否定的な影響が出ることは避けられないのではないかと、このように思っておるわけであります。
また、この海上阻止活動に補給活動できる国、幾つかの国ありますけど、能力が非常に限られておりまして、日本のこの高い技術というものが評価されておるわけでありまして、日本が撤退するとその活動全体にも大きな影響、また効率的な問題も影響が出るということは既に指摘をされたところでありまして、そういうことも考えますと、国際社会において日本がリードすべき立場にある、その地位を守っていくためにもこの補給活動から手を引く選択はあり得ない、このように考えておるところでございます。