山本一太の発言 (外交防衛委員会)
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○山本一太君 もう一問だけ、ちょっとこれに関して中曽根大臣にお聞きしたいと思うんですが、アメリカと北朝鮮の合意、米朝合意に基づいてこのテロ支援国家指定解除が行われたわけですけれども、これはもちろん、アメリカにはアメリカ政府の立場があったんだと思います。今この六者協議の枠組みを壊すということは、やっぱり次の政権に対して、北朝鮮をめぐる核問題の話合いの枠組みを壊してしまうということはできないという多分配慮もあったんだと思いますが、これは大臣、日本政府の目から見て、この米朝合意についてどう思われるか。
これは特に文書化もされていない口頭の了解ですよね。やっぱりアメリカがリビアに対してテロ支援国家指定を外したときとは随分私は様相が違うと思いますし、今の米朝合意だと、当然、寧辺の施設については査察が入ると、プルトニウム関連施設については査察ができるということになったわけですけれども、ほかの施設については米朝の合意が必要だということになれば、やっぱり都合の悪いところは北朝鮮は多分見せてくれないだろうと思いますし、核兵器の数とか貯蔵場所も分からないし、ウラン濃縮の件もどうもよく分からないと。こういう米朝合意について日本政府としてどう見ているか。少しこれは、まあごね得という言い方は良くないかもしれませんが、やや北朝鮮寄りの内容になってしまったのではないかと、そういう御懸念は持っておられないでしょうか。