麻生太郎の発言 (予算委員会)

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○内閣総理大臣(麻生太郎君) 基本的に、対策が大きいというお話、片っ方は対策が少ないではないかというのは、幸いにして日本は金融破綻が起きなかったからだと思っております。金融破綻の点をお忘れになっていただいては困るんであって、日本では銀行が金融破綻したことはありませんから、今回の場合は、そこが一番の違いなんだとまず思っております。
 ただ、九七年、九八年のことを思い出していただければ、あのときは日本はいわゆる金融危機というものが起きて、ために我々は多額の税金を突っ込んだのは御記憶に新しいところだと思います。十年前のことですけれども。
 今回の金融危機というものは何が起きたのかといえば、それは金融商品化、証券化と言われるものに代表されておりますが、新しいビジネスモデルと言われたものが急激に拡大していった中にあって、市場に参加している人たちがそのリスクというものに関して適切に管理ができていなかった、そういったもので金融市場というものが極めて深刻な混乱に陥った。これはしかも国際商品でしたから世界に大きく広がったんだと思います。
 そして、こういったグローバルな意味での金融市場の混乱というものは、これは確実に実体経済に、金融決済ができなくなりますんで、そういった意味では実物経済、実体経済にも悪影響を与えているということであって、世界経済の減速を招きつつある、下降局面に陥っているものがその背景だと理解をしております。

発言情報

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発言者: 麻生太郎

speaker_id: 17218

日付: 2008-12-10

院: 参議院

会議名: 予算委員会