麻生太郎の発言 (予算委員会)
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○内閣総理大臣(麻生太郎君) 分かりました。いや、首かしげられましたので、分かってないんじゃないかと思って申し上げたんですが。これは、各国のこの間の行われました金融サミットでも同じことは申し上げてきております。
しからば、じゃそのドルに代わる基軸通貨になる通貨がどこかに今あるかといえば、今の現状としてはなかなか見当たらないのではないかと。ならば、このドルの通貨というものの体制がしばらくの間は継続、サステーナブルに持続させるということが大事なのではないか。それは各国皆、アメリカの債券を持っておるところにとりましてもそのドル価格が暴落することは自分の持っている債券が暴落することを意味しますので、そういった意味ではある程度それを維持する必要があるのではないか。これも金融サミットで申し上げたところであります。
そして、それによって、今、状況として、こういったことが二度と起きないようにするためにアメリカのいわゆる経常収支、貿易収支等々をきちんとしたものにしてもらう努力はしてもらわにゃいかぬ。また、傍ら、大量にアメリカに物を売ってアメリカから大量の貿易収支の黒字を稼ぎ出している国がアメリカに一ドルも投資していないという国もある、そういった国はきちんと投資をしてそのバランスをさせるように努力すべきではないか。少なくとも、日本もかつてそう言われたけれども、今はアメリカに対して多額の投資をし、設備投資をし、いろんな形でアメリカの雇用創出もつくり上げ、結果としてそれが購買意欲につながり、日本からの輸出にもつながっていったという過去の例がありますので、そういったことも考えた上で我々は今後対応していかねばならぬ。ただし、このようなことが二度と起きないようにするためには、いわゆる格付会社とか、またいろいろな意味でのこういったものをきちんと監督する、一国の機能ではうまくいかないんだから、国際機能をきちんとさせるべきではないか。これもいずれも共同宣言に盛り込まれたとおりだというように記憶しています。