円より子の発言 (予算委員会)
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○円より子君 私もドルが基軸通貨であることには総理と同じ意見ですし、ここから変わるとは思っておりません。また、それを支えていかなければ日本も世界も大変になりますから、それは分かっておりますので。
二枚目の、先ほど総理が先に私の資料でお話をなさっておりましたので、もう一度これについてお話きちんとさせていただきたいと思いますが、これは現在と一九二九年の大恐慌時のニューヨーク株価のピークをどちらも一〇〇にした数字でございます。この青いのが現在です。赤が大恐慌時です。このピークのときを一〇〇にしてどういうふうになったかというのをこれやっておりまして、下の赤い大恐慌時は右端、一九三〇年の十二月にここまで下がって、つまり一〇〇%が四割に下がってしまったわけですね、株価が、ピークからということです。
そして、この青い線が今の現在のニューヨークの平均株価なんですが、この下がり方はもちろん少し違います。連動しているわけではありませんが、大恐慌時が四〇%に下がったということは、今回のこの青線のニューヨークの株価もここまで下がる可能性はあるわけで、そのぐらい、それが多分総理が、グリーンスパンさんがおっしゃったから多分百年に一度の危機とおっしゃっているんでしょうが、百年の危機というのはそういうことではないかと思うんですね。
そうしますと、一九二九年の大恐慌では、暴落した株価が元の水準に回復するのには二十五年掛かっているんですよ。御存じですね、今うなずいていらっしゃいますから。そうすると、百年に一度とおっしゃったら、じゃ回復にも二十年掛かると総理は思われていらっしゃるのか。
ところが、全治三年と言われました。その根拠は一体何なんでしょうか。全治とは何をもって全治と考えておられるのか。株価の回復なのか、不良債権の処理なのか、景気の回復なのか、総理の御見解を伺います。