猪口邦子の発言 (外務委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○猪口委員 今おっしゃってくださいましたとおり、六者会合を重視する、そして今後、二者会合、三者会合というのがあるかもしれないけれども、それは六者会合のアンブレラのもとにおいてであるということを日本外交としては確実に確保していただきたいと思っております。
 最近、私は、北京を訪問する機会がありまして、政党間協議の経緯の中での中国共産党との交流がございまして、中国側も、日朝平壌宣言、これを顧みれば、大変大きな外交的成果と認識されているということを知ったところでございます。
 この日朝平壌宣言はやはり大きな到達点でありまして、これは日朝のみならず、東アジアの安定の土台となるものである、そのように広く認識されるに至っていると思いますので、この点を日本外交としても、みずからの外交の到達点ですので、重視していただきたいと思います。
 それで、もう一つの観点をお伝えしたい、観点について関心を喚起申し上げたいと思います。
 実は、北朝鮮は、五月二十九日、まさに核実験の問題でニューヨーク国連本部で非常に大きな非難をされているさなか、ジュネーブの議場において非常に異なる行動をしております。ジュネーブの軍縮会議の議場にては、当日、カットオフ条約交渉開始のマンデートを盛り込んだアルジェリア議長提出の作業計画案の全会一致採択ができました。これは、北朝鮮も政府代表が参加しての全会一致採択でございます。
 北朝鮮は、その投票理由説明を行っております。このように述べています。建設的な精神及び核兵器の完全廃絶のために、北朝鮮は、ニューヨークにおいて否定的な議論が行われているにもかかわらず、遅滞なく実質作業を始めるために作業計画案を支持することを決定した、こう政府代表は本省からの訓令に基づいて発言しています。
 北朝鮮も含め全会一致合意が多国間議場で達成できたことにより、十年以上も不可能であったFMCTの交渉、カットオフ条約の交渉開始が先週可能となりました。実に歴史的なウイークであったわけです。
 北朝鮮外交はより注意深く見ていく必要がありまして、また、ジュネーブのような議場では、幾つかの国の外交について中国が重要な影響力を発揮していると感じられます。ニューヨークの外交、ジュネーブの外交、あるいは六者協議の行われていた北京での外交等々、総合的に見ながら、建設的な動きの萌芽を重視していく必要があると感じますが、また、中国がいろいろな面で熱心な取り組みをしているということも含めて、外務当局としてどのように感じているか、お考えをお伺いいたします。

発言情報

speech_id: 117103968X01320090605_016

発言者: 猪口邦子

speaker_id: 4512

日付: 2009-06-05

院: 衆議院

会議名: 外務委員会