日森文尋の発言 (議院運営委員会)
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○日森委員 私も、最初に、与野党合意のないまま、中山太郎先生を参考人としてこの場にお呼びをしてお話を聞くということが強行されたことに、厳しく抗議をしたいと思います。
私どもは、憲法調査会それから国民投票の関係についても一貫して反対してまいりました。今、なぜ憲法改正なのかということが明確にならないまま、前のめりで憲法改正の具体的な審議をする憲法審査会を設置していくということにも当然反対をしてまいりました。
と申しますのは、この間の議論を見ていて、憲法改正の焦点が、現憲法のいわば肝といいますか、基幹であるところの平和主義、これを否定する方向や、あるいは基本的な人権を制約するということで改正論議が進められていく危険性を極めて強く感じております。そういう意味で、今、憲法改正論議に踏み込むべきではないというふうに思っております。
同時に、今私どもが重要視しなければいけないのは、現憲法の第三章にある十条から四十条まで、国民の権利義務ですが、とりわけ権利について、この部分では大変国民の権利を重視した条文が並んでいるわけですが、残念ながら、現在の状況は、こうした権利が次々と侵害されているような状態にあるということですから、むしろ、この第三章に示された国民の権利を、先ほど佐々木先生もおっしゃいましたけれども、とりわけ第二十五条の生存権の問題等々を含めて、これをしっかりと政治の力で実現していくことこそが求められているんだという意味で、拙速に規程をつくり憲法審査会を動かすということには断固として反対したいと思います。