赤羽一嘉の発言 (経済産業委員会)

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○赤羽委員 この法改正の内容は、先ほどの中野先生の質問と今の御答弁ですべて尽きていると思います。
 最後の質問になると思いますので、翻って、中小企業、零細企業対策ということについて、大臣とのやりとりのことを振り返りながらちょっと私の意見を述べ、大臣から最後の御発言をいただければと思います。
 私は、去年の九月過ぎぐらいだったと思います。十月の頭だったかもしれません。夜、二階経済産業大臣のところに、大臣室のところにすっ飛んでいったことがございました。要するに、リーマン・ブラザーズが倒れ、これはもう世界じゅうの経済がドミノ倒しでくるという大変な危機感を感じて、私、神戸ですけれども、やはり地元を歩いていても、仕事はあるんだけれども、恐らく資金繰りがつかなくなる、黒字倒産がどんどん出てくるのではないか、こういったことが推測できるような状況にあったわけであります。
 日本の企業数でいうと、九九%以上がまさに中小零細企業でありますし、雇用も、七割以上の方が中小零細企業で占めている。こういったことで、私は大臣にあのとき、直談判というか、そんな偉そうなことじゃありませんが、ぜひ、十年前の金融危機のときにとったようなまさに緊急保証、国がリスクを背負って緊急保証を発動しなければ、これは相当大変なことになりますよ、私はそういうふうに率直に申し上げました。
 十年前の三十兆の枠の緊急保証は、恐らく焦げつきも結構あって、事務方の中小企業庁の皆さんや、とりわけ財務省なんかは、そんなことはもうやめてくれ、あれはあれで特別だ、あのときは山一証券や北海道の拓銀がつぶれて異常な状態だったんだ、あそこほどじゃないという認識だったかもしれませんが、私は、あのときと同じ、それ以上の大変な雇用の、働いている人の雇用を失うという意味では大変な大きな事案になってしまうかもしれない、ここはぜひ二階大臣の政治的決断でやっていただきたい、こう強くお願いをしたことがございました。
 私、今地元でよく話しているんですが、二階さんというのは大したものだと。そのとき何と答弁したか、大臣、覚えていらっしゃるかどうかわかりませんが、そのとき、私の顔を見てこう言ったんですね、赤羽君、現場を歩き回っている公明党の議員さんたちが言うことは間違いないと言ってくれたんですね。よし、これは政治的な決断でどこまでできるかわからないけれどもやってやろうということで、即日、緊急保証の十兆円の枠が設定をされ、そして二次補正、また当初予算、補正予算ということで、それが今、三十兆円を超えるような枠組みをしたわけであります。
 私は、それで大変助かった中小企業、今、現時点は知りませんが、約六十万社以上の中小零細企業がこの緊急保証またセーフティーネット貸し付けを受けて、もう既に十兆円を超える融資額が実績として上がっている。私は、六十万社というのは、計算すると四百万人以上の人が働いているということになりますので、やはり四百万人の雇用を守ってきたというのは紛れもなくこれまでの政権の仕事だったと思います。
 何か、今、麻生政権が何もしてこなかったとか、ばらまきばかりしたみたいなことを言って、めちゃくちゃに言われていますけれども、翻って考えてみると、私は、経済対策に関して言えば、間違いなく、過去の内閣に比べても画期的な対応をしているがゆえに、さまざまな経済指標の数字もここの、今の状況でこらえている、支えることができている、私はそう高く評価されてもいいのではないかというふうに思うわけであります。
 そういった思いで我々も支えてきましたし、これからも頑張っていきたい、こう考えておりますが、この点、政治的な決断をされ、そして、もう九カ月目を迎えております緊急保証制度をしたその大臣なりの御評価と、そしてまた、今回、個人事業主に対する目配りも含めて、できることは何でもやろうという決意だと思いますが、その思いを最後に御答弁いただきまして、私の質問を終了させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

発言情報

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発言者: 赤羽一嘉

speaker_id: 22425

日付: 2009-07-21

院: 衆議院

会議名: 経済産業委員会