麻生太郎の発言 (予算委員会)

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○麻生内閣総理大臣 私は、五月の三日から五日まで、チェコのプラハで開催をされました、数えて十八回目になります日本、欧州の首脳会合、会議に出席をし、同時に、日本、チェコの首脳会談を行っております。また、帰途、ベルリンにおきましては、日独の首脳会談を行っております。
 EUに関しましては、もうこれは御存じのように、EUは統合されまして後、安全保障やまた外交の分野等々でその重みを増してきておるのは確かだと存じております。同時に、EUとは基本的価値観を共有しておることもありまして、環境問題、経済問題からアフガニスタン・パキスタンの問題まで、幅広い分野で協力をしている戦略的パートナーだと存じております。
 そういった中で、EUの議長国のチェコのクラウス大統領、またバローゾ欧州委員長との間で、世界の金融経済危機の問題、景気変動問題、新型インフルエンザの問題、海賊問題、それから地域問題として、中国・北朝鮮、アフガニスタン・パキスタン、加えてイランなど、いろいろ国際社会が直面をしております喫緊の課題に関しまして、日本とEUが一層協力して対応していくということで合意をしております。
 ドイツとは、御存じのように、アジアと欧州における最大の経済大国でもありますので、その責任は極めて大きいと思っております。
 メルケル首相との間では、経済金融危機、また新型インフルエンザなどへの対応を含めまして、今、日独両国が世界の平和と繁栄に向けて一層強化していくことで一致をしておりますし、国連の安保理改革の件につきましても、これは町村先生、外務大臣のときから取り組んでおられるところでありますけれども、この早期実現に向けた連携を確認しておりますし、北朝鮮、アフガニスタン、パキスタンなどの地域情勢につきましても意見交換を行っております。
 チェコのトポラーネク総理大臣との間では、今、チェコには二百四十社を超えます日本企業が進出をいたしておりますので、多くの自動車部品、いろいろ工業製品の部品をここでつくっておりますので、科学技術の分野での交流というのをさらに推進していくということで一致をしております。
 また、政策のスピーチとして、ベルリンのフンボルト大学、昔はベルリン大学ですが、ここにおいて、日本と欧州が今後やっていくべき、グローバルな諸課題を克服していくべきという自分なりの考えを述べる機会をいただいております。
 一連の協議を踏まえまして、日本とEU、そしてドイツ及びチェコと、国際社会でいろいろ直面しております問題に対して、ともに、これらの主要課題の解決に向けて、これまで以上に連携を密にしていく必要があるということで一致をさせていただいております。

発言情報

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発言者: 麻生太郎

speaker_id: 17218

日付: 2009-05-07

院: 衆議院

会議名: 予算委員会