町村信孝の発言 (予算委員会)
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○町村委員 強い毒性ではないという今の時点での状況だという御説明でありました。しかし、だからといって安心をしてはいけない、途中で変異をするかもしれない、そういう意味で、先ほど舛添大臣からは備えあれば憂いなしだ、こういう話でございました。ひとつ総理以下政府を挙げて、関係する機関も多いと思いますので、全力で日本の国内での蔓延というものに十二分な対応をしていただきたい、このことをお願いしておきたいと存じます。
次に、危機管理のもう一つの問題。これは一カ月前のことでありましたけれども、四月五日に北朝鮮のミサイルが日本の上空を飛んだという事件があったわけでございます。自衛隊、イージス艦、PAC3等々、しっかりとした準備をしておられたことと思いますし、実際には、確かにミサイルは飛んだけれども、日本に直接的に被害はなかったということではありましょう。ありましょうけれども、北のミサイルというのは、現実に日本の脅威であるということは間違いがないことであります。
甚だ不愉快なことに、この北のミサイルは、西の中国にも北のロシアにも南の韓国にも飛ばない、東のアメリカまではまだ届かないというと、現実的にこの北のミサイルの標的は日本しかないという、まことに不愉快な状況が生まれつつあるわけであります。しかも、そこに核兵器開発が並行して行われているということでありまして、言うならば、戦後、日本国民が初めて現実の脅威としてミサイルというものを受けとめたのではないだろうか。
そういう意味で大変衝撃的な事件であったと私は受けとめておりますけれども、日本政府の対応というものについて、振り返ってみてどうであったか。何か反省すべき点があったかどうか、国民への情報伝達でありますとか、あるいは空から見る衛星のシステムを含めて、ミサイル防衛というものが我が国において十分であったのかどうなのか、さらに改善する点があるかどうかなどを含めて、総合的に官房長官の方からお答えいただければと思います。