中曽根弘文の発言 (予算委員会)

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○中曽根国務大臣 ただいま委員や官房長官からもお話がありましたけれども、四月五日の北朝鮮によりますミサイルの発射を受けまして、四月の十四日に国連の安保理が、我が国や米国、中国、ロシア等関係国、安保理国の総意といたしまして、議長声明を発出したところでございます。
 内容はもう十分御存じのことと思いますが、北朝鮮によるミサイルの発射は安保理決議の一七一八号違反である、そしてこれを強く非難するとともに、北朝鮮がこの一七一八号を遵守するように求める、さらに、今後さらなる発射を行わない等々、大変内容のある声明を発出したところでございます。
 さらに、この声明におきまして、安保理は、六者会合を支持し、そしてその早期の再開を要請する、また、二〇〇五年九月の六者会合の共同声明及びその後に合意された文書の完全な実施のための努力を強化することを求める、そういうふうに議長声明では明記をしているところでございます。
 また、安保理のこの議長声明を受けまして、国連の北朝鮮制裁委員会が四月の二十四日に、中国あるいは米国等を含む関係国が全会一致によりまして、これは対北朝鮮禁輸対象となります大量破壊兵器の関連品目及び資産凍結対象となる北朝鮮の三団体を指定したところでございます。
 このような国連における動きに対しまして、北朝鮮は、御案内のように、六者会合には今後参加しない、そういうような立場を表明いたしましたり、また、核実験の実施を示唆したりするなど強く反発をしております。しかし、我が国やアメリカ、また中国等関係国といたしましては、四月十四日の安保理の議長声明を受けまして、六者会合の再開に向けて引き続き努力を傾注するということで今働きかけを始めているところでございます。
 先日、麻生総理が温家宝国務院総理と会談をいたしました際にも、温家宝総理からは、六者会合を通じて朝鮮半島の非核化を実現したいとの発言があった、そういうふうに伺っているところでございます。
 いずれにいたしましても、政府といたしましては、今後とも、北朝鮮が今回の安保理の議長声明を重く受けとめて、そして地域の平和と安定を損なうような行為を慎んで、また安保理決議を遵守するよう求めるのと同時に、北朝鮮をめぐる諸懸案、すなわち核の問題、ミサイルの問題、拉致の問題等の解決のために国際社会が一致して、特に米国や、また議長国であります中国と緊密な連携をとって我が国としても取り組んでいく、そういう考えでございます。

発言情報

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発言者: 中曽根弘文

speaker_id: 19137

日付: 2009-05-07

院: 衆議院

会議名: 予算委員会