佐藤勉の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○国務大臣(佐藤勉君) 先生、もうサンディエゴの話は先生が一番よく分かっている話だと思いますが、いずれにしても、大学とか民間の研究所、さらにはベンチャー企業等が集積をし、そして新たな産業が創出、発展をする、知的クラスターの形成に取り組むということが大事だというふうに思います。その代表的なサンディエゴの地域もクラスターというふうに伺って、私は直接見たことはございませんけれども、伺っておりまして、目指すべき私は成功事例の一つというふうに思います。
そこで、クラスターの形成といっても核となる世界レベルの研究開発の存在というのが必要、必ず必要だというふうに思いますし、そこが核になってクラスターという形になるんだろうというふうに想像しておりますけれども、とにもかくにも大学院大学がその拠点になるような研究開発をできるような環境をまずつくらせていただくということだと思います。
そして、沖縄という観点で考えれば、成長力の高いアジアの中心に位置をし、主要都市にも近接をすること、そして豊富な亜熱帯の生物資源等に恵まれていること、研究資源として活用できる可能性がございます。そして、とにもかくにも豊かな自然があるということ、そして研究環境の生活に優れていること等々いろいろ条件を備えておりまして、私は可能性としてはかなり高いものがあるのではないかなというふうに期待をしております。
ただ、これを成功させるのは、これだけの感覚、大学院大学をはぐくむという感覚だけでは私はなし得ないと思います。各省これに相まって協力体制をいただき、そして企業が大学院大学に対して非常に興味を持っていただくというのがまずは大事なことでございまして、そういう意味も含めて、大学院大学の経営というものも加味したこれからの取組というのが必要なのではないかなというふうに思います。
もとより、先ほども申し上げましたように、数年でクラスターが形成できるなんていうことは私はないと思います。それをいかに成功させていくかというのは、政府の取組ももとより、地元の沖縄県そして恩納村の取組等々も含めて、そこで受入れ体制ができるような地域の開発等々も含めて、私はしっかりとした構想の下この大学院大学をはぐくむということがまずは大切なことではないかなというふうに思っております。