森ゆうこの発言 (本会議)
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○森ゆうこ君 私は、民主党・新緑風会・国民新・日本を代表して、ただいま議題となりました平成二十一年度予算三案に対し、反対の立場から討論をいたします。
麻生総理は、我々の経済状況は他国に比べたら傷は浅いと二月九日の衆議院予算委員会で大見えを切りましたが、この発言を聞いて、私は総理の景気認識の余りの甘さに唖然としてしまいました。今や先進国で最も経済の落ち込みが深刻なのは日本にほかなりません。経済の麻生、政局より政策と何度も繰り返されたフレーズは聞き間違いだったのでしょうか。新聞やインターネットの経済記事を毎日読んでいれば、我が国経済が戦後最大級の危機に陥ることは経済の素人である私にも容易に想像できました。ゆえに、一次補正の趣旨説明のときに、もっと大胆にやれと人間の叫びを上げたのです。
もっとも、漫画は読むが新聞は読まないと断言されているのですから、ある意味仕方がないのかもしれません。しかし、百年に一度の危機という状況において、一国のリーダーが的確な現状認識もできず、しかも先見の明もないということは、国民にとっての最大の不幸であります。
そもそも政府は、これまでの我々の警告を無視し、米国が世界に広めたカジノ資本主義のお先棒を担ぎ、構造改革と称して格差と貧困の拡大を助長する政策を推進してきました。労働分野における規制緩和を始め、あらゆる分野において弱肉強食による競争万能の市場原理優先に終始した結果、一握りの勝者と多くの経済的弱者が生まれ、所得再分配の逆機能が指摘されるほど、とてつもない日本どころか、とてつもないゆがみを日本社会にもたらしました。(発言する者あり)