鈴木恒夫の発言 (平成二十年度一般会計補正予算(第2号)外一件両院協議会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○鈴木恒夫君 衆議院における平成二十年度第二次補正予算を可決した趣旨につきまして御説明申し上げます。
 我が国経済は、百年に一度と言われる世界的な経済危機の影響を受け、輸出や生産の減少、雇用不安の広がり、消費の停滞、中小企業の資金繰りの悪化など様々な問題に直面しており、国民生活の不安は日々高まっております。
 平成二十年度第二次補正予算は、こうした経済の危機的状況の打開に向け、生活対策及び生活防衛のための緊急対策の実施のため、必要な経費の追加等を行うもので、現状において編成し得る最良、最善の予算であると確信するものであります。
 以下、政府原案を可決した主な理由について申し述べます。
 その第一の理由は、家計を直接支援すると同時に、消費の喚起を図るための定額給付金の給付に必要な経費が計上されていることであります。定額給付金は、実体経済の急激な悪化に苦しんでいる家計を緊急に支援するだけでなく、消費を刺激することで、実質GDPを〇・二ポイント程度押し上げる効果が期待されており、早期の実施が待たれております。
 その第二の理由は、現下の国民生活の様々な不安を解消するものとなっていることであります。
 すなわち、非正規労働者の一時的な雇用・就業機会の創出等のための緊急雇用創出事業の実施、介護従事者の処遇改善及び介護人材の緊急確保対策、子育て応援特別手当の支給や妊婦診療の無料化といった出産・子育て支援対策、地方の消費生活相談体制強化等の消費者政策の強化、救急医療の充実等医療に対する不安解消策などの措置が講じられております。
 その第三の理由は、特に厳しい経済情勢下にある地域・中小企業への対策が措置されていることであります。地域活性化対策としては、高速道路料金の引下げ等のための高速道路利活用推進対策費、物流コスト低減につながる交通ネットワーク整備対策費、強い農林水産業創出対策費等が計上されております。中小企業対策としては、資金繰り支援のため、セーフティーネット貸付・保証枠の拡大等に必要な経営安定関連金融対策費等が計上されております。
 以上、政府原案を可決した主な理由について申し述べました。
 平成二十年度第二次補正予算は、我が国が直面する様々な重要課題に対処し、国民生活の不安を解消するために必要不可欠なものであり、その一日も早い成立が望まれているところであります。
 両院協議会といたしましては、衆議院の議決どおり意見の一致を見ますよう、御賛同をいただきたく、お願い申し上げる次第であります。
 以上であります。

発言情報

speech_id: 117125342X00120090126_002

発言者: 鈴木恒夫

speaker_id: 17061

日付: 2009-01-26

院: 両院

会議名: 平成二十年度一般会計補正予算(第2号)外一件両院協議会