福山哲郎の発言 (平成二十年度一般会計補正予算(第2号)外一件両院協議会)

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○福山哲郎君 参議院の福山でございます。
 今日は、諸先輩方とこのような権威のある両院協議会の場に参加をさせていただいたことを大変うれしく思っておりますが、責任の重さも痛感をしておる次第でございます。
 先ほど鈴木先生からお話があったことはまさに我が意を得たりでございまして、我々としては、現下の情勢をかんがみて、まさに定額給付金の二兆円以外の問題については、いろいろ我々としては課題を抱えていると思っています。例えば例の子供手当は、一年ぽっきりで三歳から五歳までの子供の、なおかつ二子以上の方ということに何が意味があるのかとか、例えば高速道路の問題にしても、我々の主張している無料化にもう一歩進んでいただきたいと、いろんな課題を抱えているとはいいながら、そこは我々は、実は二兆円、定額給付金の部分を抜いた部分に関しては賛成をさせていただきました。そのことを十分御理解をいただいて、この両院協議会で是非成案を得るように御尽力を賜りたいというふうに思っております。
 恐らく与党の先生方の中にも、一年限りの一人一万二千円で本当に低所得者の方々の生活が良くなると思われているかどうか、私は疑問に思います。本当にその状態で消費が喚起されるのかどうか、先生方、本当に良識のある先生方ですから、本当に消費が喚起されるのかどうか、多分疑問に思っている方もたくさんいらっしゃると思います。ましてや、銀行で振り込みをするということは、それぞれがひょっとすると電気代やガス代、光熱費で落ちるということになれば、物を買うような状況にはならないということも多分想像に難くないと思っております。
 そういう状況の中で、この二兆円を遅れている学校の耐震化や将来の成長につながるような環境、エネルギーの分野や、ましてや今非常に重要になっている介護の待遇改善等に回せないのかと、各自治体の首長さんに聞いても、そのような意見を強く与党の先生にはなかなか言いにくいけど言っておくわと言って、我々に伝えていただける首長さんがいかに多いということの実態を御理解をいただきたいと思います。
 先ほど小川委員からもおっしゃられましたが、お金をもらえるとなれば国民は喜びます。しかしながら、実態としては、審議が進めば進むほど、あの定額給付金の政策の発表から時間がたてばたつほど、反対の世論は大きくなっております。私は、日本国民の非常に良識的な判断に頭が下がる思いでいっぱいでございまして、そういった日本国民の良識にやはりこの両院協議会で我々が生意気ながらこたえることが重要ではないかなというふうに思っているところでございます。
 本日の審議でも、実は国債の利払い費に対しまして毎年毎年政府の見積りよりも一兆円以上大きい見積りが出ていて、それを行政経費の節減だと言って物事に使っているということが明らかになりました。そのことに対する中川財務大臣のお答えは、金利は変動するからそんなこと言われても困っちゃうよというのがお答えでございました。
 私はこの問題は非常に大きな問題だと思っておりまして、中川財務大臣には是非とも再度の御答弁なり統一見解を政府としていただきたいというふうに思っておりますし、大変残念なことは、昨年十二月の十五日に我々野党は雇用関連四法案を提出をさしていただきましたが、残念ながら衆議院で否決をいただきました。あのときに、合意できる法案は四本のうち二本はあるんじゃないかということが与野党共に言われておりました。しかしながら、残念ながらこれは両院の力関係の中で否決をされましたが、あのときの内定の取消し者は三百三十一名、しかしながら、年が明けて今一千名を超えようとしています。更に言えば、派遣切りはあのとき三万人、それが今は八万五千人を超えようとしています。
 私が非常に残念なのは、あのときに、年末です、本当にわずか半月前でございますが、与野党が胸襟を開いてその四本のうちの二本でもお互いが通していれば、これだけの内定取消し者の数や派遣切りの数は抑えられたのではないかという気持ちでいっぱいでございまして、そのことも含めて、やはり予算という大きな舞台でありますからこそ、こういった状況で両院協議会の中で成案を得るべく御努力、お力添えをいただきたいというふうに思いますし、今の労働の問題に関して言えば、製造業の派遣について、舛添大臣が派遣の禁止について積極的に答弁をされていますが、なかなか麻生総理は異なった答弁をされている。そのことについても非常に重要な論点でございますし、この二兆円の使い道というのは、雇用関係について大変重たい使い道の選択があると思いますので、そのことも含めて、やはり関係大臣をお招きをしてしっかりとこの場で議論をしていただくようにお願いを申し上げる次第でございます。

発言情報

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発言者: 福山哲郎

speaker_id: 23476

日付: 2009-01-26

院: 両院

会議名: 平成二十年度一般会計補正予算(第2号)外一件両院協議会