小川勝也の発言 (平成二十年度一般会計補正予算(第2号)外一件両院協議会)

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○小川勝也君 まずは、衛藤議長にこの二日目の議長をお務めいただいたことを心から感謝を申し上げたいというふうに思っています。
 私も近藤委員と同じように五回目でございまして、いわゆるところのセレモニー的な両院協議会に四回出席をさせていただきました。いろいろと発言をしたいこともあり、あるいは同僚委員がいろいろな思いを述べたケースもありましたけれども、昨日もこの十名が、分かっていましたとおり、衆参両院のすべての議員が報告の本会議を待っているという状況の中で、本当に心からの議論をするというのはよほどの土台がなければできなかった四回の両院協議会でございました。
 昨日の四人の正副議長さんの様々な思いが通じて今日の二日目の段取りになったんだというふうに思いますけれども、私は、この将来において、この両院協議会こそが国会の意思をしっかりと腹を据えて結論を導き出さなければならない日が必ず来るというふうに信じております。今回の両院協議会の様々な議論が将来に向けての重要な一ページとならんことを期待するわけでございます。
 昨日も述べましたけれども、二〇〇七年の参議院選挙以前は強行採決に次ぐ強行採決、あるいは衆議院においての与党の三分の二の勢力、どのような民主主義だったか、今から考えるとぞっとする思いもいたすわけでございますけれども、世の中が大きく変わりました。参議院においては、与党勢力が本会議を開催する、その力を有しておりません。あるいは苦虫をかみつぶした思いをされた方もおられるかもしれませんけれども、政府が念入りに人選をした国会同意人事が参議院本会議で否決されるという例もございました。
 そんな中で、いわゆるところの衆参のねじれ国会、このようにマスコミなどで言われるようになったわけでありますが、私の個人的な率直な感想として、これを打開するには大きく二つの方法があるというふうに心の中で整理をさせていただきました。
 一つは、衆議院において、すなわち内閣が直近の民意を参議院から取り戻すということ、すなわち解散・総選挙を実施して再び力を握ることによって参議院の直近の民意を薄めることができる、このことによって勢力を増すということが一つ考えられます。
 そして、もう一つは、野党側に配慮するということであります。例えば今回の場合も、定額給付金を除いた第二次補正予算案も私どもは賛成をさせていただいておりますし、あるいは第一次補正予算案も早期成立に協力をさせていただきました。すなわち、我々は野党として反対のための反対をする党ではもはやないということを御承知をいただかなければなりません。協力できることもたくさんあるわけでありますので、例えば本件のような予算案につきましてももっといい予算は組むことができないだろうか。事前に協議ができないならば、衆議院、参議院とそれぞれ結論が出たわけでありますので、それを集約するのがまさに憲法、国会法に規定されたこの両院協議会なわけでございます。
 ここで、例えば具体的な話、なるべく早く終わりたいというお気持ちもかいま見られるわけでありますけれども、定額給付金の部分をほかに置き換えることができないだろうか、ここに集約されるわけでございます。
 今後の検討にもなろうかと思いますけれども、例えばこの十人対十人の二十人で、一人一人が発言をすればなかなかまとまらないことも、例えば両院二人ずつで例えば問題を整理するとか、あるいは小委員会を設置するとか、様々な今後の工夫も成り立つわけでございます。
 ここで提案をさせていただきたいわけでありますけれども、本両院協議会を積極的に主導いただきました今回の衆参の正副議長にお骨折りをいただいて、今後の両院協議会の運営にもっと資するような様々なケーススタディーを残していただくわけにはまいらないだろうか、このことを一つお願いをさせていただきたいというふうに思っています。
 もう一点申し上げさせていただきますと、四回の両院協議会はまさにセレモニーで、発言が既定されている人が一巡終われば何分で終わる、そして本会議の開会時刻も想定された中で行われておりました。まさにその辺が残念なところであります。
 今回、ここで成案が成されればまさに理想でありますけれども、直近の民意を問うという問題もございましたけれども、この両院協議会こそが衆参の意見の集約、すなわち全国民を代表しての意見の集約、本来の姿にこれからなるんだという今日の両院協議会となることを祈念してやまないわけでございます。新しい時代に即応する、対応する両院協議会に、本来の姿に戻していただきたい、私も一参議院議員としてそのために努力を惜しまないつもりでございます。
 この運命的な二日にわたる両院協議委員となられました十九人の先生方に、同じ思いで今日の両院協議会そしてこれからも過ごしていただきたいことをお願いをさせていただいて、私の発言に代えさせていただきます。

発言情報

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発言者: 小川勝也

speaker_id: 4765

日付: 2009-01-27

院: 両院

会議名: 平成二十年度一般会計補正予算(第2号)外一件両院協議会