穀田恵二の発言 (本会議)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○穀田恵二君 私は、日本共産党を代表して、財務金融委員長玄葉光一郎君解任決議案に賛成の討論を行います。(拍手)
 本日、財務金融委員会で採決され、緊急上程されようとしている中小企業金融円滑化法案は、自公政権が退場し、鳩山新政権のもとで最初に審議入りした法案です。その法案処理をめぐって、全党の合意のないまま最初の法案採決を与党の数の力で強行するというのは、余りにも乱暴な運営であり、断じて許されません。
 本日の財務金融委員会の運営は極めて異常です。
 そもそも、本日十九日の委員会日程は、昨十八日の朝の理事会において、法案の政府質疑を踏まえ、十九日は審議の定例日ではないが、参考人質疑だけを行うことを各党が合意して決めたものであります。
 ところが、昨日の夕方、委員会終了後の理事会において、委員会の外からの指令を受けた民主党の理事から、突如として、参考人質疑の直後に、締めくくり総括、採決、緊急上程が提案されたのであります。全会派で合意した日程を踏みにじる余りにも身勝手な提案であり、我が党は、強く反対し、結論を持ち越しました。
 そして、本日、委員会に先立つ朝九時十五分からの理事会で、参考人質疑の直後に採決する日程を提起し、参考人質疑後に各党五分の形だけの締めくくり質疑を行い、民主党だけで強引に質疑を打ち切り、採決したのであります。
 肝心な点は、参考人の意見を聴取する前に採決を決めたことであります。
 参考人質疑は、本来、専門家や学識経験者などの意見を聞き、法案の審議に反映させるために行うものであります。意見聴取を踏まえて、さらに審議を行うのが当然であります。にもかかわらず、参考人の意見を聞く前にその直後の採決日程を決めてしまったのでは、参考人の意見を聞くことは法案採決のための通過儀礼ということになるではありませんか。国民の声を軽んじ、国会運営の常道をないがしろにするものであります。
 我が党は、こうした乱暴な運営を直ちに改めること、すなわち、本法案は財務金融委員会に差し戻し、審議を行うことを強く要求するものであります。
 本法案は、不況にあえぐ中小企業の窮状を少しでも救うための緊急立法という性格の法案であります。だからこそ、全党の合意で審議を進めることが強く求められているのであります。
 以上、新政権の最初の法案審議で強行採決に走り、はなから議会制民主主義をないがしろにするに至った玄葉委員長と与党民主党の諸君に猛省を求め、討論を終わります。(拍手)

発言情報

speech_id: 117305254X00520091119_016

発言者: 穀田恵二

speaker_id: 22805

日付: 2009-11-19

院: 衆議院

会議名: 本会議