仙谷由人の発言 (予算委員会)

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○仙谷国務大臣 お答えいたします。
 そもそも補正予算でございますから、特に経済、景気対策というふうに銘打たれているということですから、なぜこの時点になってこういう事業項目が出てきたのかという観点から相当精査しなければならないというふうに私どもは考えました。そして、それも選挙前であるということから、選挙対策用に出てきたものではないかという疑いを持って補正予算については見ておかなければいかぬなと思って見たわけであります。
 それと、私どもは、先ほど鳩山総理からもお話がございました、コンクリートから人へという、一つの時代の産業構造や経済構造転換に伴うコンセプトを持っておりましたから、旧来型の箱物行政のような、こういうやり方というのはよくない、したがって、政府関係施設の建てかえか新設かわかりませんが、多分これが四兆円ぐらい出ておりましたので、これについては相当程度本格的に、補正予算で緊急に整備する必要があるような構築物なのかどうなのかという観点からまずは見直し対象とする。
 それからもう一つは、基金であります。ここは不要不急の問題とも関係するわけでありますが、後年度支出というふうにされている、このものについては、特に地域、地方に大きな影響をもたらすであろう今年度分はともかくとして、来年度分以降の分については、やはり不要不急とはなかなか言えないのではないか。特に、基金事業とされておるものは、法律的な根拠なく、あるいは交付金要綱もなく、何にもない基金という、要するに選挙対策用の丸投げとしか思えないようなものが散見されるのではないか、そういうものは厳しく査定といいましょうか見直さなければならないという観点で今度取り組んで、今のところは総額三兆円近くになっている。
 もっと厳しく見直せばもっともっと出てくる可能性もあると思いましたけれども、時間の関係もあって、ここで矛をおさめようというのが私の気持ちでございました。

発言情報

speech_id: 117305261X00220091102_028

発言者: 仙谷由人

speaker_id: 31924

日付: 2009-11-02

院: 衆議院

会議名: 予算委員会