赤松広隆の発言 (農林水産委員会)
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○国務大臣(赤松広隆君) 旧来の政策、自民党、公明党の皆さんを始め、一生懸命農政について取り組んでこられた、私はそのように思っております。しかし、にもかかわらず、耕作放棄地面積は三十九万ヘクタール、毎年二万ヘクタールずつ増えているという状況でありますし、残念ながら、やはり今までのやり方、今までの仕組みについて変えざるを得ないというのが今の農業の私は現況ではないかというふうに思っております。
その意味で、農業生産額の約四割を占めているのが委員御指摘の中山間地の地域でございます。今まではどちらかというと規模の大きなところに集中的に補助、支援をしていくという仕組みだったわけですけれども、それらでは、今の耕作放棄地が毎年二万ヘクタールずつ増えていくということに象徴されますように、そこにだけの手当てではもう何ともならないというところに来ているわけで、むしろこうした生産上不利と言われているような中山間地、こういうところに対してもっと元気に、もっとやる気で、もっと前向きに取り組んでいただけるような仕組みを併せてつくっていこう、これが実は戸別所得補償制度でございます。
その意味で、旧来からあります中山間地に対する直接支払につきましても、高齢化にも配慮したより取り組みやすい制度に見直しをした上で、平成二十二年度より第三期対策として継続できるよう今概算要求を行っているところでございます。特に農業が持つ水、緑、環境、そういう意味からいえば、こうした多面的機能にも配慮しなければならないという意味からいえば、小規模であっても条件的な不利な地域であっても、是非日本のこれからのために、こうした地域の皆さん方にも頑張って農業に取り組んでいただく、あるいは取り組んでいただける、そういう施策を行っていきたいと、このように思っております。