岡田克也の発言 (外務委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○岡田国務大臣 私は、野党時代から、この密約をめぐる議論を聞いておりまして、これは非常にまずいなというふうに受けとめておりました。外交に対する国民の理解、信頼、そういうものが私は極めて重要だというふうに思っております。強い外交を推進していくために国民の理解がその土台になければならない、この密約の問題は、そういった土台を揺るがしかねない問題であるというふうに常々感じておりました。
歴代の総理や外務大臣が密約の存在を否定する、しかし、現実には、そういうものがアメリカの情報公開などであるらしいと国民の多くが思っている、そういう状況というのは早く私は解消しなければならない、こう考えたところであります。
率直に申し上げて、とはいえ、大臣に就任して、そして国会でそういうものがあるのかないのかと野党に聞かれれば、あるいはその場で、いや、ありませんと答えてしまうかもしれない。一たん答えればもうそれは撤回できないわけですから、また時間が必要になる。そういうことで、就任したその日のうちに調査をするということを明らかにして、しばらく時間の猶予をいただき、徹底的に調査をして、今回明らかにしたということでございます。
私は、このことが外交に対する理解と信頼、そのことにつながり、そして、もっと言えば、やはり民主主義の基本というのは私は情報をきちんと出すということだと思いますので、もちろん、すぐに出せない情報が外交にはあるということは事実ですけれども、一定の期間が過ぎたものについて明らかにする、国民にうそは言わない。そういう中で、私は、今回の密約の問題というのは非常に効果があった、成果が出せた、こういうふうに思っているところであります。