江藤拓の発言 (農林水産委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○江藤委員 大臣の言うとおりなんですよ。最終的な結論が出る前に、あやふやなこういうものがきちっとした情報管理もなされずに流れ出してしまう、これは危機管理能力の欠如ですよ。
現場に行っていないからわからないんですよ。二百メートルしか離れていなくても、うつっていないところはうつっていないんです。二キロ、三キロ離れているところでも、うつっているところはうつっているんですよ。
もっと言いますと、山田副大臣はわかっていただけると思いますけれども、養豚のウインドーレスのそこに入る人たちは、着てきたものを全部着がえて、シャワーを浴びてきれいにして、体を洗って、滅菌した服を着て、長靴を履いて、手袋をして、帽子をかぶって、それで入るんですよ。ウインドーレスですから、外気との接触点というのは換気扇しかありませんよ。ネズミとか鳥なんて絶対入ってくるスペースなんかない。ありませんよ。そこに発生したんですよ。とんでもない頭数ですよ。とても獣医では殺処分できません。これは特例をいただいて、炭酸ガスで殺処分をいたしました。悲惨な状況ですよ。ですから、地元の方々が何を言っているかというと、これはやはり空気感染というものの可能性が高いなというのが地元では通例になりつつあります。
この発表がなされたことによって何が起こったかというと、畜産農家の方々は、自分の周辺とかそういうところのチェックポイントの強化をしておけば、空気で飛んでこないんだから大丈夫なんだろうと思っちゃったんですよ、みんな。やはり権威ある人たちの御意見じゃないですか、正式発表じゃありませんけれども。
ですから、今後は、最終結論が出るまでは、こういった現場の対応に混乱を来すようなことはきちっと抑制をしてください、副大臣、大臣、三役。このことを強く求めないと、今度の防疫体制、これはまだまだ、残念ながら広がります、言いたくありませんけれども、とまる気配を見せませんので。そのことを強く申し上げておきたいと思います。
それから次に、いわゆる家畜の移動の問題。家畜改良事業団、六頭の種雄牛がいます。三十六年の長い時間をかけて改良してきました。隆美号、糸秀、安平、世界に名立たるような名牛をつくってきました。そして今、その次の世代を担う六頭の牛が、宮崎県の牛、大体八〇%強、種つけを今しています。これがいなくなってしまったら、宮崎ブランドは消えてしまうんですよ。
伝染病予防法を読めば、制限することができると。移動させちゃいけないとは確かに書いていない。ですから、移動していいと御英断をいただいた。感謝しています。県も、三つの条件、これをクリアしてくれた、努力をしてくれた。このことについては、大変私はありがたいと思う。ただ、移動される経路のいわゆる市町村、それからそれに隣接する県の人たちが不安な気持ちになるのは、これはやはり当然だと思いますよ、恐ろしい病気ですから。
きのうの参議院の質疑を私はテレビで見ておりました。大臣が何度もおっしゃったことは、県の責任においてということを、確かにそうです、事業主体は県なんですから。ただ、やはりここは、国が一歩前に踏み出していただいて、例えば隣県が鹿児島、熊本だったとした場合、最後は国が責任を持つから、わかってやってくれと。そういう仕事を私は国にお願いをしたい。
将来、宮崎県がやはり和牛生産の一大拠点として生き残るためには、最後に守らなければいけない城なんです、ここは。ですから、県の県のという話、わかりますけれども、理解はしますけれども、大臣、この場で、わかった、最後は国が責任を持つ、そう決断して、表明をしていただけませんか。