江藤拓の発言 (農林水産委員会)

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○江藤委員 副大臣のお気持ちはよくわかりました。当面は五分の五の金が出れば何とかなるだろうと。それは、頭数が多ければ、家族が飯を食っていく分ぐらいは何とかなるかもしれませんよ、子供の学費を払うとか。ただ、頭数が少ない農家は、ほんのちょびっとしか出ないわけですから、すぐにそんなお金は尽きてしまいます。
 ですから、私、例えば酪農の話を少しさせてもらいます。
 酪農を再建する。終息宣言が終わって、清浄化宣言ができて、もう一回再起しようという話になった場合、四カ月、五カ月の妊娠牛を買ってこなきゃいけない。持ってきても、搾乳するまでに四カ月かかりますよね、政務官。そして、搾乳して出荷してメーカーに出しても、金になるのは一カ月半後ですよ。
 いつ再開できるかわからない、いつ牛を導入できるかわからない、いつ搾乳が始まるかわからない。地元の声は、下手をすると、もしかしたら一年もしくはそれ以上、おれたちは無収入になるんじゃないかと。その間に破産ですよ。一家離散。ですから、五分の五だから食っていけるだろうというのは、副大臣、申しわけないんですが、若干認識が甘い。早く終息すれば、それで事足りることもあるかもしれない。
 ただ、先ほども言いましたように、私が毎朝畜連に電話をして状況を聞いていると、こういう声が出ました、きのうの委員会でも話が出たようですけれども。これは、域内のみんなの合意が得られれば、蔓延防止の手段は、もう全頭殺処分しかないのではないかと。最初言い出したのは一人、二人でしたよ。それは発生農家じゃないですよ、発生していない農家ですよ。周りに迷惑をかけないために、うちの豚も殺していい、うちの牛も殺していい、これで封じ込めようという声が地元で今どんどん広がりつつあるんですよ。
 そんなことはしたくないです、私だって。大臣は、そんな、生きている牛を殺すのは心が苦しいとおっしゃいました。私だって同じ気持ちですよ。だけれども、これは、莫大的にパンデミックになることを考えたら、そのことも一応視野に入れて、今、やると言わなくて結構ですから、検討課題としては頭の隅に入れておいていただきたいと思います。
 たくさんまだ残ってしまいましたけれども、小里議員もいい質問を用意していただいていますので、これで私の質問を終わりますが、最後にもう一回確認をさせてください。もう、自由民主党も民主党も共産党も社民党も公明党もみんなの党も、ほかにもいろいろありますけれども全部覚えていないので、それはありません。とにかくこれは、選出された国会議員すべてが力を合わせてやることであって、団結することが大事だと思います。足を引っ張りはいたしません。問題点の指摘はします。要望もいたします。大臣に対しても、これからはもう少し敬意を表するようにいたします。
 ですから、どうぞ、皆さん方の、委員の皆さん方のお力をおかしいただけますことを、地元代表の選出議員として心からお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いします。

発言情報

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発言者: 江藤拓

speaker_id: 28161

日付: 2010-05-14

院: 衆議院

会議名: 農林水産委員会