菅直人の発言 (予算委員会)

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○菅国務大臣 今改めて豊田議員のこの資料を一、二、三と見ておりまして、特に資料の一のこのワニの口と言われる最後のところが、税収の落ち込みも含めてさらに開いているという、本当に恐怖を覚えるような状況だと思っております。
 そういう中で、余り長い時間の答弁は控えたいと思いますが、やはり時代時代に幾つかの、まあ我々も含めてかもしれませんが、失敗があったのかなと。例えば、これでいうと、一九九〇年ごろに一度、八九年ですか、赤字国債がゼロになった時期もあったわけですが、その後、またそうした国債依存が深まったという感じがいたしております。
 そういう意味で、今度の財政再建の道筋を考えるときには、一つは、やはり成長戦略といいましょうか、なぜこの二十年日本が成長路線から落ちてしまったのか、その失敗がどこにあったのか、ここをきっちり押さえなければならない、このように思っております。
 それに加えて、それと連動しますけれども、税収が非常に落ち込んでいる。このことも、歳出が伸びたこともありますけれども、税収が落ち込んだことも半分の原因になっているということも押さえていかなければならないと思っております。
 もちろん、四十年の中でこれだけの公債がたまりにたまったわけですが、四十年かけて、八十年かけてということを言っていただきましたけれども、四十年かけてしまうと、もしかしたら、もう本当に国が成り立たなくなってしまう、IMFのあれにも置かれてしまうようなことにもなりかねない。そういった意味では、そういう長い展望をおっしゃるように持ちながら、しかし、この予算が成立するという中で、しっかりと中期財政フレームを、仙谷戦略大臣のところと連動して成長戦略等含めて検討して、国民の皆さんにある程度の、こういうやり方でやっていけば財政が立ち直る方向に向かえるんだ、そういうものを示していきたい、このように思っております。
 どうか御協力をよろしくお願いします。

発言情報

speech_id: 117405261X00920100210_007

発言者: 菅直人

speaker_id: 33543

日付: 2010-02-10

院: 衆議院

会議名: 予算委員会